散歩道の傍らの休耕田に昨年から見るようになった。他にもあるのだが花が咲き出したタイミングで上手く会ってしまったようである。自分家(ち)の畑の中にもあるが、これをばあ様が抜かない。多分 三秋の季語にあるのでお茶会に使う目的と思っている。毎年 実が黒くなり、枯れるままになる。先日の草刈りで倒しているが、特段のことは言っていない。最近は 知人・友人も高齢になり、お茶会のことなども無くなったためと思っている。

あれこれ

ジュズダマ

ジュズダマ(数珠玉、Coix lacryma-jobi)は、水辺に生育する大型のイネ科植物の一種である。東南アジア原産。学名は  Coix lacryma-jobi イネ科ジュズダマ属。

郊外の水辺などに生える野草で、草丈1 – 2メートルほどになる。実は硬くて光沢があり、昔はつないで数珠の玉にした。食用品種をハトムギと呼ぶ。

和名のジュズダマは、かつて球形状の実(苞鞘)をつないで数珠の玉にしたことに由来する。別名で、ズズ、ズズゴ、ツシダマ、トウムギ 地方によっていろいろな方言名でも呼ばれる。

食用品種のハトムギ(C. lacryma-jobi var. ma-yuen)は、ジュズダマを改良した栽培種である。全体がやや大柄であること、花序や果実が垂れ下がること、実(つぼ)が薄くそれほど固くならないことが、原種ジュズダマとの相違点である。ハトムギの実は卵形で光沢がなく、固くなって指でつぶれる。

ジュズダマ