本日 ピンク大輪のタチアオイを見た。英名ホリーホック hollyhockと思っていたが、必ずしも本種を指さず、タチアオイ属(Alcea)の各種を言うらしい。歴史など多くの事柄が細かいところで、若い頃 勉強したことと変わっているのと同様である。
歳を取って新たな知識の書き換えをすること、人類の進歩とは思うが半ばどうでも良い様にも思える。そんな自分を少し感じて・・・これではいけないと思う日々である。面倒になったら爺さんなんだろうと思うことにする。
あれこれ
タチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea、シノニム:Alcea rosea)は、アオイ科の多年草。属名Althaeaはギリシア語由来の古典ラテン語に由来する。古来、タチアオイは薬草として用いられた。
当初は中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種(Althaea setosa ×Althaea pallida)とする説が有力である。日本には、古くから薬用として渡来したといわれている。
花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。草丈は1~3mで茎は直立する。花期は6~8月で、花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。ちょうど梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる(花茎の頭頂部まで開花が進む)ことになぞらえて、「ツユアオイ(梅雨葵)」という別名も冠されている。花は一重や八重のもあり、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩である。花の直径は品種によるが大きなものでは10cmくらいである。