8月 散歩中 自転車の荷台にガマの穂を積んだおばさんが追い抜いて行った。なんだ今頃?と思ったもので散歩ルートを若干変更。良く通る川筋にまだ出ていないのを確認した。
まだのところを見ると花屋さんにて入手されたのであろうか。そういえば昔 友人が花を習っていた頃 夏にガマの穂とリンドウを生けているのを見たことを思いだした。
おじさん どちらかと言えば風流を解する方ではない。なぜガマの穂なんかに関心を持って見ていたのか?子供の頃 ガマの穂を見て感動したのが原因です。
神話
小学校の頃 絵本にて「因幡の白兎」を読んだ。要約すれば次のようになる。
大国主神【大黒様】には兄弟がたくさんいたが、みんなで大国主神をイジメた。荷物袋を持たせ、従者のように使っていた。
「気多(けた)の前」に来たとき、裸の兎(あかはだのうさぎ)が伏せっていた。
兎は兄神に「海水を浴び、山の頂で、強い風と日光にあたって、横になっていることだ」と教えられた。言われた通りに伏せていたが、海水が乾くにつれ、体中の皮がことごとく裂けてきて、痛みに苦しんで泣いていると、最後に現れた大国主神が「なぜ泣いているの」と聞いた。
兎は「私は隠岐の島からこの地に渡ろうと思ったが、渡る手段がありませんでした。
そこで ワニザメ(和邇)を欺いて、『私とあなたたち一族とを比べて どちらが同族が多いか数えよう。できるだけ同族を集めてきて、この島から気多の前まで並んでおくれ。私がその上を踏んで走りながら数えて渡ろう』と誘いました。
すると 騙されたワニザメは列をなし 私はその上を踏んで数えるふりをしながら渡ってきて、今にも地に下りようとしたときに、私は『お前たちは欺されたのさ』と言いました。
すると最後のワニザメは、たちまち私を捕えてすっかり毛を剥いでしまいました。
兄神たちに『海で塩水を浴びて、風に当たって伏していなさい』と告げられ、この身はたちまち傷ついてしまったのです」といった。
そこで大国主神が兎に「今すぐ水門へ行き、水でその水門の蒲(がま)の穂をとって敷き散らして、その上を転がって花粉をつければ、膚はもとのように戻り、必ず癒えるだろう」と教えた。
そうすると、その体は回復した。これが、稲羽の素兎(しろうさぎ)である。
(これ以上の話は直接関係ないので省略させていただきます。)
自然は偉大
当然 おじさん 子供のころ疑問を持ちました。あのフランクフルトに花粉なんぞあるのか?
あの上に寝るのは硬いのでは?それが変わったのは秋の終わりの頃であった。
それまでのフランクフルトから綿棒に一斉に変化するのを見てからである。ああーあれが綿毛か・・・わかった! 人間どこで つまずき引っかかるか判らない。
ガマの穂問題 おじさん幸いにも5か月ほどで解決しましたが、未だに解決ついてないことがいっぱいあります。死ぬまでに片付くといいのですが・・・・知っているのは神様だけでしょうか?
散歩道のガマの穂
毎年9月初旬が来ると、散歩道の途中にある休耕田にガマの穂を見る。
9月末には草刈りにより倒される。以前からあったのかも知れないが、おじさんの健康管理で散歩を始めて 気付いて3年程である。
今年も無事フランクフルトが出来た。