これを不動産に分類するのは これが大きく住宅ローンに影響するからである。住宅の前に子育ての方針を確立しないといけない。住宅ローンを組む前に 家族で相談して置くのが良いと思う。
おじさんも 子供が大学生になると大変とは聞いていたが、大変と言うレベルではない。新卒社員を雇用しているほど持って行かれる。現在の大学進学割合は50%超と聞く、専門学校を含め経済負担が大きい事柄なので 早期に話し合いと検討をしておきたい。
現在も子供は「非常に安く進学したのを感謝してほしい」とよくアッピールしていたが 「お前もその時がくればわかる」と思い黙っている。
教育費
文部科学省「子供の学習費調査」平成28年度 によれば 教育費は子ども1人1,350万円と仮定されています。
日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果」平成29年度でも高校までは公立、大学については公私・文理系を特定せずに平均的な金額により計算していますので再確認されてはと思います。
公立校ではなく私立校で学ばせるのか、家庭学習も塾のみならず優秀な家庭教師をつけるのか、住宅取得資金のみならず老後資金とのバランスからも、「何に」「どこまで」教育費をかけるのかといった価値観の問題があります。
キツイ言い方をすると 子供が もし不良債権「ジャンクボンド」であっても 買えるのか?を考えないといけない。
私立医学部 家1軒
極端に例示すれば 子供を小学校から高校まで私立、大学も私立の医大に通わせる場合ですとトータルで約4000万円(私立小学校6年間:約1000万円、私立中学高校6年間:約600万円、私立医大6年間:約2500万円)の教育費がかかると言われます。
知人の息子が私立の川崎医大を卒業し 現在医者になっている。高校から高校近くの寄宿舎に入りました。知人によれば「ぶっちゃけ そんなに少額ではない」とのことでした。
親の代から塩田を持つなどの資産家であったので、旧塩田など切り売りし可能だったとの由・・・並ではありません。
なお 医学部に進学された場合には、大学6年間の後の博士号取得の学費についても 検討していく場合もあるかと思います。これは金額でいえば 住宅をもう一軒建てることに相当します。
私立薬学部 フェラーリ1台
友人の子女が 薬学部に進学している。何年か前 就学期間が4年から6年に変わった。
制度変更前年 受験で私立の薬学部に合格したが 行かなかった。浪人して再度チャレンジして 国立を目指したがかなわなかった。結果 前年合格した私立に再度合格していたので 進学の問題はなった。学費を聞いて見ると
前年度入学:年間授業料250万円×4年=1000万円
本年度入学:年間授業料250万円×6年=1500万円
これに住居賃貸と生活費他が加わるとのことで最低・・・150万円×6年=900万円
成人式の費用等を加えたら フェラーリが買えるとのこと・・・・
友人 「浪人させるんじゃなかった」と嘆いています。4年制で行ってれば 差額で中型ベンツが買えた!とのことでした。でも・・・チャレンジの結果なので納得していました。
無理して大学
おじさんが受験生の頃は 「無理して大学は行くところではない」と親から言われていました。
貧乏なんだから 身分相応のところに行ってくれ が 親の本音であり、おじさんも子供ながら理解してました。
今の時代だからこそ 教育費のかけ方について、ご家族でよく話し合うことをお勧めします。子供に対する過剰な期待を持つ親、一方で親の経済状況を観察理解していない子供・・・ザックばらんに本音を言うことが大事です。
絵に描いた餅は食べられません。という訳でおじさんは 嫌われるの覚悟で「アホは大学行くな」「無理して大学は行くな」と言います。親子で共倒れ状況になったらどうにもなりません。
医学部か薬学部と一択であれば 国立に行かれると、学費も安く 親の経済負担が少なく助かります。また 育英会奨学金そして地方の奨学金などがあり、親の負担などはさらに減ります。育英会でもこの成績レベルは返済不要となります。極端な話 防衛医科大などは給料貰って無償です。
それ故 「無理して大学は行くな」「アホは大学行くな」と申しましたが・・・子供が自ら学力にて 自らの道を切り開くなら、止めてはいけません。
おじさんの姉は大学に行かず 専門学校卒でした。10年ほど前 通信教育にて大卒の資格を得ました。子供が大学を卒業して結婚し、孫が生まれる歳でしたが 積年の念願を果たしました。
おじさん達の両親つまりばあ様には 姉も特段のことは言っていませんでした。自分が子供の学費を負担した結果 当時の状況を思い至っているから思います。
最後に 十分お金もっておられる方は 貧乏人の戯言とお思いください。