現在 コロナの予防注射早く受けたいとおじさんは望んでいます。特効薬がない以上 対処策は個人の免疫向上のみしか手がない。先ほどTVのワイドショーで受けたくないのが20%弱、決めかねているのが15%いることに驚いた。アナフェラキシーショックは誰にもありえるが、ある程度治療で対処できる。ショックの発生は現在のところ100万人で11人程度と聞けば・・・呆れるしかない。蜂に刺されても同じであることを考えないのか?マスコミの脅かしが酷過ぎるとしか思えない。

アナフェラキシーショックで亡くなった方はいるのであろうか?おじさん注射後コロナに感染し亡くなった方の記事は読んだが、アナフェラキシーショックで死亡は読んだことがない。

家の近所を散歩しているだけでも 交通事故死の確率は0ではない。ガードのない溝に落ち込んだり、川に落ち込んだり、色々の確率を考えれば、誰も100%安全と言い切れない。

また蜂のアナフェラキシーショックなども 殆んど2度目に刺された後である。コロナワクチンで ショックを一度目で起こしたので2度目はしないとされるなら理解も出来るが、最初からチャレンジしないのは・・・考えが足りないと思う。

今回 ABEMA TIMES 辻氏 医師による体験談 貴重と思い転記させて頂く。おじさん感銘した。

罹患と治療

おじさんこの手記を読んで、コロナ感染の検査はあまり当てにならないと言うことが理解出来る。

確かにクラスター発生後 直後の検査では陰性だったが 3回目で陽性としばしば報道されているのが理解できた。これを読んでPCRはそれなりなんだと理解できた。

またコロナ治療の骨子も理解できた。特効薬がないので 最後を決めるのは自身の免疫力しかないということである。

「偽陽性・偽陰性率が20~30%あるわけで、所詮、検査は検査だ。僕の場合も、とにかく検査を毎日していたが、陰性が続いた。それでも患者さんに会うことは控えるようにしていた。倦怠感が続き、自分で胸の音を聞くなどの自己診断しているうち、“さすがにおかしいな”と思い、保健所に連絡して入院となった。次の日には酸素が入らなくなり、胸部の画像も悪くなっていったので、そのまま挿管という状態となった。結局、陽性が出た時にはしんどい状態になっていた」(抜粋)

「普通のインフルエンザや肺炎球菌の場合、数週間から1カ月ほどかけてゆっくりと悪くなっていくが、コロナは本当に1日、2日で急激に悪化する。このスピードに医療体制が追いつかないというのが、このウイルスの怖いところだ。また、今のところは敵である新型コロナウイルスそのものを殺す薬がないので、いわば自衛隊にあたる自分の免疫がウイルスを殺してくれるのを待つしかない。しかしウイルスが免疫に波状攻撃をかけてくるので、戦場にあたる肺がどんどんダメになっていく。そこで炎症を抑えるため、ステロイドを使ってコントロールしながら持久戦に持っていくという治療だ」(抜粋)

最もキツいのは回復期

おじさんは臆病というか注射も嫌い!痛みに弱い性格である。こう云う 痛そう・苦しそうなのが苦手なのだが、生き抜くためには戦わないといけないことと理解した。呼吸器エクモを外し、麻酔を切られた後が戦いなんだ。痛みを我慢しながら、自身で戦い続けないといけない。気力がいる時とわかり・・・おじさんも負けないように出来るか・・・やるしかないのかと思った。

「生きる、治すのは患者自身だ。強烈な苦痛に耐えながら、どうしてもやってもらわなければならないことがたくさんある」(抜粋)

「呼吸器に繋いでいる間が症状としてはピークだが、麻酔をかけているので意識がなく、痛みも苦しみも感じない。ここで助かりそうだというときには麻酔を切って自発呼吸をしてもらうことになるが、そうでなければ終わり、ということだ。僕の場合、2日後には呼吸状態が良くなって来たので麻酔が切られ、目が醒めた。“ああ、助かったのか”という感覚だった。しかし、ここからの回復期がきつかった。痰を一生懸命出さないといけないが、糊のような状態なので、しょっちゅう詰まって息を吸うことも吐くこともできなくなる。そこで痰を吸い出すための管を肺まで入れて吸うのだが、これがきつい。1日に5回も6回もやるので、体力も相当奪われた」(抜粋)

後遺症

最後は一人で戦い続けると覚悟を決めて生きていかないと言うことか。感染症は火災と同じ。医療は消防隊と同じ。火災の焼け跡は自分自身の力で立て直すしかない。

おじさん子供の頃 長時間の運動をすると息が切れまくった。小学校入学直前に麻疹かなにかで高熱となり、体温計を振り切るほどの状態となった。その後 かかりつけ医院の先々代のおじいさん先生から、心音に雑音が混じっているので注意するようにとのことで・・・経過観察となった。学校にも親から連絡されているので長時間の過激な運動は求められなかった。幸い小学校5年生の頃 心音から雑音が消えて、どんな運動も大丈夫となった。体験上 同じように時間が掛るものと理解出来た。

「味覚に関しては戻ってきたが、今も空咳が出るのと、右の肺の上葉が結構ダメージを受けているので、階段を1フロア分上っただけでも息が上がってしまう。それから、筋肉痛もある。皆さんが勘違いされているのが、病院の言う“治癒”の状態と、患者さんが考えている“治る”は意味が違うということ。感染症の状態は、いわば火事が起きているということだ。そこに医療が消防隊として駆けつける。そして鎮火すれば消防隊は“消えましたね。良かったですね”と言って帰ってしまう。しかし、そこにあるのは以前のままの家ではなく、焼け跡があるということだ。患者さんの感覚では、新しい家が建て直され、家に住める状態が“治った”だと勘違いしているが、医療がやってあげられるのは、基本的に火を消すことだけ。そこから家を建て直せるかどうかは、患者さん自身の再生能力次第だ。すぐに再建できる人もいれば、1年、2年とかかる人もいる。その状態を後遺症と呼んでいるということだ」(抜粋)

「これも勘違いされていることだが、皆さんは自覚症状がひどくなったのを“重症”と捉えていると思う。しかし実際は血液中の酸素濃度によって、中等症、重症と分けているということだ。ただ、濃度が急激に下がってからはあっという間で、現場のドクターたちもどう管理していいのか分からないと思う。実際、38℃くらいの発熱と咳があるが、酸素飽和度が正常なので軽症とみなされ、自宅待機の方がいる。しかし家に一人なので、精神的な不安がすごい方がいる。僕もまだ本調子ではないので頻繁に行けるわけではないが、夜に行って胸の音を聞くだけでも安心してくれる。ただ、小さい病院としては、その人たちを受け入れたとしても、武器がないから何もできない。呼吸の状態が悪くなっても、呼吸器がないので、結局は自宅療養とほとんど変わらない」(抜粋)

ロシアンルーレット

コロナで入院出来ず 急死する方が増えている。責めて急変を監視し早期の発見にて入院出来るシステムが求められる。患者数が大きくなり対応できない。平時に最適化し過ぎた日本の医療が半ば招いたことと思っている。早期の改善を望みたい。

手記を見ていると、コロナに対処するには 自己に正直であることが大事なようである。体調が悪るければ、仕事などは当然 人と会うのを控える、無理をしないことのようである。人の管理をする組織・会社の管理職などは 感染予防により人的管理を問われることになる。

“コロナは風邪”という方は コロナが人によってはロシアンルーレットと言うことを理解した上での行動を求められていることを忘れてはならない。自己を主張するなら、他者の立場、権利などを尊重・リスペクトしなければならない。この相反的関係を理解できないものは ただの我儘な子供と同じである。他者への感染を防止するため最善を尽くす義務を負っていることを忘れてはならない。

「知人のいる救命救急センターやコロナ病棟にも問い合わせてみたが、結局はわからない。メディアでも色々な仮説が出ているが、現場の医師たちも急変が起きてから随時対応している、というのが正しいと思う。僕の場合も“勘”だが、酸素濃度が下がると体が呼吸の回数を増やし、ごまかそうとする。そこで怪しいと感じ、人との接触をとにかく絶った。だから呼吸回数というのは一つの目安なのかもしれない」(抜粋)

「確かにそうだが、それが怖さの理由でもある。つまり誰に出るのかがはっきりとは分からないので、ロシアンルーレットのように、誰かのときに突然弾が出てしまう。前日まではそうでもなかったのに、急に悪化する。もっと年月が経ち、症例が重なってくれば仮説の上にエビデンスが出てくる。その時に初めて本当のことが分かってくる。そして、それは随分先のことだと思う」(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

投稿者

おじさん

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