本格的に実際の国会が始まるが、おじさんはその協議過程に関心を持っている。与野党が議事を国民のために優先して対コロナ政策を協議していくのか、従来通り「揚げ足取り」を織り交ぜて議事を遅速化するかと云うものである。また各党派代表の重複した質問を繰り返すのを見ては、無駄な時間を使っていると思う。
確かに農水大臣の収賄、広島の銭ゲバ選挙、安部の桜の会前夜祭など突っ込まれる点が自民党には多い。だがそんなことで国会を空転させて、国民に対する政治の責任が果たせるとおじさんは思わない。事前に議事時間を設定し コロナを優先スケジュールに定め、一定の法案成立後に 責任追及を実施すればよい。
コロナは国のせい
コロナの責任は全て国にあるとの論があるが 得心できない。国が戦前のように戒厳令など私権制限を簡単に実行できれば、全ての責任は国にあるとの意見に同意できる。現在の日本はそこまでの私権制限など出来ない法律の構成であり、云うのがおバカだとしか思えない。
何れの大学教授とは述べないが、前提条件の違う話を同列に語ることに、おじさんは意見を述べる方の 内的なファシズム要素を感じる。2元論ではあるまいしと思う。
少し昔を思い返すと左派の学生さんがそんな言い方をしていたことを思い出す。おじさんは大学で学生大会になると委任状を出して、パチンコ屋あるいは麻雀屋になどに行くノンポリ(ノンポリシー:そんなの関係ない!のようなもの)と呼ばれた学生であり、そのような煽るような意見には加担したこともなく・・・・嫌いである。
またこんな意見を取り上げ論点にしようとするマスコミもあまり好きではない。おじさんの知り合いに東京大手町片隅の新聞社の社員になったのがいた。我こそが正しいと信じていたためか、勝手に浮気して、奥さんと離婚し子供は奥さんに押し付け 浮気相手と再婚している。マスコミ関係そんな奴が多いと感じ 人間的にも嫌いなタイプなので、おじさん自身も良く思っていない。
国民の付託
国会議員は自らの信念思想があって問題ないと思うが、選挙に出て支持を受け当選したからには選挙民あるいは国民の付託を受けた以上は 付託に答える行動をすべきと思う。党利党略と言われる党あるいはグループで統一して投票するなど選挙民の付託を考えれば、持ってのほかである。アメリカ合衆国でトランプの弾劾についての投票の際、保守から何人か賛成票を投じたことなど、おじさんなんかはもっともと思う反面 日本の現状を考えると悲しくなった。
議員は選挙民からの付託に答えることを考えた上で、自らの信念で行動してよいと思う。議員の同調圧力に弱いこと・・・人気商売 故かと思いご同情は申し上げるが・・・
首相所信表明の蓮舫議員による事前暴露とその後の経過を見ていると・・品のなさに驚く。慣習的に演説後の公表は問題ないが事前に漏らすなど信頼により維持されてきたものを、事前公表する。信頼を破っても、他議員からの問責などもない。本人もシカトする。・・・極端に言えば 法令に含まれないので、罪ではないと強弁しているだけである。人として「信頼の原則」をなぜ破ったかということを言わないでは弁明にもならない。付託を受けたものの責任を果たしていない。
おじさん「信頼の原則」が大事なことと思う。多くの方は道路という共有物を利用する際交通ルールを守る。現在ウーバーの配達員の通行ルール無視、通行を妨げる路上待機、喫煙などが批判を浴びている。交通ルールに書かれていないことへの批判をお考えいただければご理解いただけると思う。
また首相所信表明演説のどこどこを言い間違えたと報道するマスコミの品のなさ・・・ハシタナイ と云うか恥を知らない。事前開示原稿が「正」と決まっている。いつからこんな国になったのか?みんなで一度考えたい。