年金生活者 年金だけでは余程努力しないと 生活出来ないのが現実である。厚生年金の報酬比例部分 つまり支給割合が平成15年の半ばで切り下げられ、年金の支給金額計算で約1割程度下げられた。従って 団塊の世代以降のおじさんの世代も支給年金金額自体が減った。おじさんも 50歳前に想定していた金額より約1割下げられた。会社で厚生年金の事務をしており、子供の学費に悩みながらも、自身の給料を決め そして老後の年金金額も想定しながら生活してきた。正直 この支給割合変更は痛かった。「捕らぬ狸の皮算用」とばかり 制度概要を知って、計算しきっていたおじさんの想定していた老後は こけた! そんな経験から 色々勉強して準備していても・・それが ピッタリ正解となることは 少ないと思っている。若い方が年金が どうこう言うのは止めて・・稼ぐのが先である。
平成15年 予想外の報酬比例部分における支給基準変更であり、こんなことは将来にもないとは言えない。おじさんの受けた原因は 団塊の世代の大量退職時代の影響である。次には 団塊の世代ジュニアの波もやって来るとは思っているが、親世代よりもブレ幅は小さいと予想される。それでも・・長生きされる方が増えれば・・同じことが起きる可能性が高い。
中国の経済などが怪しくなり、ヨーロッパの自動車を初めとするメーカーなどにも 中国は食い込んでいる。中国産のエンジン部品・電子部品の多くなったボルボ・ベンツなど 性能・耐久性を考えただけでも恐ろしい。そんな状況の世界経済が 中国に巻き込まれての貿易ダメージ・成長不足などで経済縮小が、世界あるいは日本で発生した場合は怖い。人々が失業し 年金などの財源積み立てが不足しだすシーンも否定出来ない。中国人が大量に国外脱出することも想定され、発生した場合は また怖いと見込んでいる。
そんな時参考になるのは 団塊の世代の大量退職と年金支給の上昇を見越しての報酬比例部分での減額を行われた際、昭和13年以前の方は「平成6年を基準として・・」算定式を緩和優遇されている。また厚生年金の報酬比例部分の記載の中では 昭和21年以前の方は支給が異なりますと記載されている。将来も同様の保護策が出せる余裕があることを期待している。(期待するだけなのが 少し悲しい)
そんなこんなで おじさんの年金はご長寿に比べれば、低く抑えられ・・今日もつつましやかに暮しています。世界の片隅で これからを考えながらの生活の工夫をしなくても大丈夫なことを祈念している。
最期に 社会の片隅でコッソリ暮らすにしても・・金はいる。でも 人生50歳も超えない早いうちから 年金額を「捕らぬ狸の皮算用」とばかりこだわるのもどうかと思う。そんな時間を仕事などに向ければ・・人生が変わる要素が大きいと思われる。社会情勢も仕事も変わるので不確定である。あくまで年金額は平均賃金の積算で決まりますので・・確定に要する時間はたっぷりあります。
閑話休題
書いてる隣のパソコンで Tverの番組を流していましたら、聞き覚えのある声に振り向くと、親戚の子が番組に出ていました。久々に見ましたが 頑張っているようで安心しました。急ぎメールでツイツイ「若作りし過ぎ」と送りました。おじさんの子供世代が 社会の中心で奮闘している様子に改めて気付き嬉しくなりました。
金は天下の回りもの
もう少し おじさんの所にやってきて!