何事も初体験と思いながら そうだったのか?・そうだよな!と適当に感じながら生きることが大事だと思う。今 69歳間もなく70歳の大台に乗る直前となったが、この歳で この頭と体で生きていくのは初めてのことであり、感じることは全て初体験と思い受け入れている。さらに言うと これからやって来るだろう 究極の「死」さえも初体験である。体験した時には次が無いかも知れないと思って見ることも大事と思えて来る。
確かに似た状況は多く体験した あるいはそんな状況に陥ったことが多いと感じることは多かった、その為 大体こうやれば 解決に向かって行くのだろうと目星が付く事も多い。そして一寸と我慢すれば乗り越える事が出来ると・・そんな風に我慢の仕方・物事の流し方を心得ているだけである。
ここ10年を振り返っても コロナ一つで社会慣習などから大きくずれていった。今年でさえも高温少雨の梅雨明けを迎え、例年の家庭菜園の状態はガタガタになった。4本植えていたキュウリの3本までが枯れ、ナスは肥料を与えているのに 肥料不足の症状が現れる。どうも水不足で根からの肥料分の吸収が出来ない状況に陥った様である。
さて 対処策はと・・キュウリの種を蒔き 苗を育てようと1週間しているが・・あまりの高温・乾燥に発芽状態が悪い。さてこうなると残った1本のキュウリから脇芽を採取して 水に差して発根を待つのもありかと考えた。キュウリ脇芽から苗を作るなどは 理論上は可能であるが・・発根を確認したことまではやったが、最終までやってみたことも無いので 初体験である。2正面作戦と考えて頑張りたい。ついでにホームセンター苗売り場をのぞくことでヘッジを掛けることにした。
現在頑張っている1本になったキュウリから 今朝脇芽を取ろうとしたがまだ大きさが足りなかった。2日ほど待って収穫することにした。脇芽の根が出て、再度植え付け活着した場合を考えて、キュウリの枯れた蔓を全てネットから外した。植える場所は元の畝とネットを再利用する予定である。
そう言えば 水につけての苗作りは 一昨年キャベツの収穫後に出て来た新芽から苗を作って収穫したことである。この時も約2日間で発根し 苗として植えたのは2週間後であった。同程度とは思っているので、何とか8月の収穫が間に合う?かと考えている。取らぬ狸の皮算用の如き考えである。
万事初体験だからこそ面白い