このところの寒さに・・負けてダウンを出してきた。矢張り薄着でも暴力的に暖かい。おじさん昔から 冬はスタジャン・ダッフルコート・ピーコートなどで暮らしていた。少し寒さを感じ・季節を感じる服装が好きであった。基本スタイルが ボタンダウンから始まるアメリカントラッド時代に育った世代なので、使いまわしをして殆どの服は10年以上使っているものばかりである。当然ながらダウンも持っているのだが・・これも10年以上の物である。最近のものは細かく分割されているので、体にフィットしているのだが・・・昔通りの大まかに縫われもっこりしたものである。しかし防寒機能としては必要十分と満足している。新しく買う気もない。

 本日も散歩に出かける気力がない。先程 外に出たところ風が強くてとてもじゃないが・・と言う事である。行くなら昔ながらの薄いナイロンなどのトレーニングパンツを綿パンの上に履かないと風を防げそうにもない。おじさんズボン下を履かないというか持っていないので・・対処策は上からのトレパン一択となる。そんなことを考えていると、数日散歩しなくても 別段生死に関わりあるとも思えないので、家庭菜園の見廻りを除いて 寒さに負けて引き籠っている。

 朝一最低でー1℃ 午前10時で1℃で推移している。一昨夜の雪の残りとそこから出た水分が路上などで凍結している。家庭菜園のほとんどの作物は「へなー」となっている。これじゃあ野菜が高騰するのも当たり前である。露地物は特にダメであり・・出荷も激減してしまう。

 それにしても 寒さが尋常ではない。金沢・新潟・山形などをニュースで見ていると雪も半端ない。おじさん若い頃は金沢・新潟などは 出張で行く際の拠点として利用していた。平成の初めの頃は ほとんど雪が降らないことが多かった。数年に一度はドカ雪もあったが、現在のように処理しきれない程は降り積もってなかった。

 驚いたのが北海道道東である。雪は日本海側は降るのだが、道東はほとんど雪が降らずに低温なのが特徴であったが、ニュースなどでは結構降っている。釧路などでは雪が少ないが 気温が低いのでいつまでも雪が残る。降った雪は昼の暖かさで溶け、再度夜凍結しているのが基本なので プラスチック製の除雪機材では雪に歯がたたない。鉄製角スコップ一択で除雪していた事を思い出す。

 豪雪地帯では除雪をサボれば家が倒れ、交通が遮断される。おじさんの知人で北海道の日本海側の実家仕舞前直前に潰れたのがいた。雪国では人が住まなくなると・・家は一気に傷むようである。三人に一人が65歳以上 五人に一人が75歳以上となった現在・・年寄りも除雪に力を出さないと住む家を守れない。それを考えれば・・おじさん自身が 引き籠ることが出来る四国に生まれた幸運を思う。そして 防寒対策の基本が「引き籠り」で済むこと自体が幸せである。

皆さま 怠惰で・・御免して!

昔は・・風雪に負けず・・頑張っていました

投稿者

おじさん

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