おじさん 今年65歳になるので引退&年金生活を決めた。6か月ほど前 仕事量が激減し、先行きを考え 会社を畳むことを決めた。
単純に 外から見れば 上手く逃げ切りをはかったと思われるかも知れない。
通常であれば 自営業者 老後の生活の問題もあり、おいそれと会社を畳めない。働いて頂いていた社員,パートさんの今後など考えて上げないといけない。事前に この日が来るのをある程度覚悟していたので、現在の対応を取れただけである。
取り敢えず このまま数年どうにか暮らして、数年後また考えれば良いと思っている。
浮世のこと
以前 書いたと思うが子供が失業する可能性は残る。この辺りにリスクは存在する。シニア世代共通のリスクである。
特に田舎の中小企業の親父 年金も多くないので悠々自適に暮らす「勝ち組」のようにはなれない。
最も年金は逆累進性のため、通常の勝ち組では300万円/年程度までとそれなりである。配当など不労所得が無ければ似たようなものである。
年金だけでは 勝ち組も「あと5万円」の声を出さないでいられるかと言う程度である。
さて・・・今回の景気の落込みはオイルショック並に 今後数年は影響すると思われる。
先進国でワクチン接種にて落ち着くのが 速くて約2年後の2022年。中進国以下に回るのは更に2年程掛かるだろうから 2025年頃 世界も日本も落ち着くと思う。
おじさんその時は70歳である。チャレンジする気力があるか体力はあるか? 甚だ疑問の湧いてくるところである。
ボケて浮世離れしているかも知れない。どうなっているかはわからない。
子供の影響
昨夜 NHKで ひきこもりを扱ったドラマ「こもりびと」 があり、おじさん自身もどうだろうかと思った。
昔 子供と話している時、何気なく言ったことが子供の中に残っているのを感じたことがある。
育てる親も初体験なら子供も初体験 感情に任せてお互いにぶつかることも少なくない。従っておじさん&子供も意識しないで、爆弾を抱えたり,抱えさせているケースもあるんじゃないかと思った。
誰もが 悔いのない人生何ぞ ありはしない。
コロナ感染拡大の影響で 子供が40代前後が、休業や解雇の対象にされる世代です。
夫婦2人なら年金でやっていけるかもしれないが、子供たちは本当に困れば親に頼るしかない。
仕事をリタイアして悠々と思った世代にもコロナの影響は出てくる。
統計などでは大学を卒業した子供の10人に1人くらいが、「子供部屋おじさん」あるいは「ひきこもり」などで親元にいるといわれている。
自立できなければ親が年金で一生面倒をみる「家族リスク」があるかもしれない。
だが 親が先に死ぬのが普通であることを考えると 親が年金で面倒見ることは無理がある。
古人曰く 「いつまでもあると思うな 親と金」
リスク逃避
リタイア世代はそういう事態を想定した生活設計が必要になるかもしれないが、少ない年金では 容易ではない。現在の子供世代の給料平均を見ると貯蓄は多くは出来ないと思う。
リモートワーク時代は子供家族も特定の地域に住む必要もない。家族と家庭の集約し、親子でお互いに助け合いながら暮らすことになるかも知れない。
その際は 色々組み合わせ 柔軟な発想や判断を出来るか出来ないかが、危機に陥るかどうかの分かれ道になる。
そう考えていくと 家族間の距離感の問題発生は・・・嫁姑問題に行き着くようで・・・難しい。
そんな・・こんなと考えると、是非ともおじさんが死んだ後でお願いしたい。