1週間ほど前までは それなりの暖かさで過ぎていたが、今週から平年並みに寒くなった。暖かいは良いのだが雨が本格的に降らない。今日も天気予報では降るとのことだったが、空が曇り、霧あるいは小雨程度しか降らない。
そんな影響なのか?散歩中 近所のおじさんと話しているとソラマメの芽が出ないと聞いた。植えられた畑の畝を見ると、間隔1mおきに1つぐらいの発芽である。80歳超えの方から 「今まで経験したことがない半分以下の発芽率である」と伝えられた。掘り返すと全く芽を出さず埋めたままであり、そりゃ水が足りないのではと 昨日からジョーロで水をかけだしたのことである。湿り気もないようでは・・発芽は難しい。ここ1月近く雨がほとんど降っていなかったので、いつもの秋雨(あきさめ)と言う言葉も天気予報で聞かない・・今週の雨が慈雨となるように願うだけである。
おじさん家(ち)では 毎日ポット苗のそら豆に水を遣るが、芽が伸びない。ソラマメはあまり大きくなり過ぎても、1月後半からの霜柱の立つ時期に霜害で枯れてしまう。それでも根が十分成長していれば、再度芽吹いて来る。しかし成長と収穫時期とのせめぎ合いの要素もあるので、管理の難しい所である。
3日前 義兄が今年のサツマイモは悲惨だったとのことを聞く。上は茂っているのにイモが付いていないそうで、ツル返しもしたそうだが・・・マルチもしていないので、多分雨が少なすぎて水分が足らなかったのではと 話がまとまった。おじさんは サツマイモを ソラマメの跡地にマルチもそのままに、不耕起栽培もどきに植えていた。何とかイモは成長したが マルチのつなぎ目から変に下に伸びて大きな芋を付けていた。不耕起の為か 根が土の柔らかい所を目指して 不規則に伸びたらしい。根が方々に張り巡らせてるので掘り返す際イモが傷ついたり折れたりする。収穫を考えれば・・さぼらぬこと・手間を惜しまないことが 大事と思った。
今年の高温少雨は 病害虫をまき散らし合ようで・・近所の白菜・キャベツ・ダイコンなどが食い荒らされた。近所のおじさんは 農薬を繰り返し撒いて対処したので、白菜・キャベツなどの傷は少ない。いつも富有柿を頂く方も 今年はカメムシの襲来で悩まされたとのことある。気温の上昇が農作物に被害を及ぼし、病害虫から防御するために農薬などが増えていく。おじさんの無農薬栽培を頑張るためにも・・季節がいつもの如く推移してくれればと願う日々である。
先日 遅めのダイコンの種を蒔いたが、これはタネ袋の蒔く適応時期に11月があったからである。常識的には3月が来ると「とう」が立つので、普通はやらない。去年は「三太郎」と言うミニ大根で 軽くチャレンジして、上手く収穫出来たので・・今年は調子に乗って冒険してしまった。その為 今までしたことのない不織布での防寒を考えている。
また先週 孫の大好きなイチゴを送るのは 今季は大丈夫か?と、福岡の知人に連絡した。先週の福岡の状況は「半袖で大丈夫」と聞いて・・昨年同様 収穫量が出ないことになりそうで・・下手すりゃクリスマス前に値段高騰・品不足・品質劣化発生中での 取り合いとなる気配で・・ジイは心配しています。