「何をすべきか?」と言うことはしばしば生活していれば湧いて来る。そうでなくてもAにするべきかBにするべきかは常にあるのだが、おじさんの性格なのかあまり悩むことはなく選択する。後でこっちは間違いだったかなと思うことも度々だが、あまり気にしない。縁がなかったと言う大雑把なくくりで片づける。
例えば昼飯の際 何を食べるかに迷うことはない。サラリーマン時代 近所で入れる店を探すが・・いつも空いてることもなく 列をしたが最後 急ぎ食べないといけなくなるので・・適当に並んでゆっくり食べられたらと思うことが多かった。客が来て時間が押してしまった場合など 逆に客・後輩なども誘って、うなぎ屋でゆっくり食べるサボリもした。うなぎ屋の昼食用ランチではなく 真ん中の「竹」位でみんな揃ってプチ贅沢をする。「松」にしなかったのが、おじさんの小市民的性格と・・瞬間分かって ひとり苦笑してしまった。
バブル時代であったので おじさんもお客さんも会社経費を使えるので・・最後は「じゃんけん」などと言う不届きなこともしたり、専務の行き付けだったりすると、お店の方に請求は専務分と合わせて!とお願いした。今で言えば犯罪である。時効なので書いてしまう。店は 神田明神下にあり所謂 老舗であるが・・もちろん店名は忘れたとするのが大人である。専務が上司を通さず、「君のところで処理して」と請求書を渡してきたことから知ることになった。
どうでも良いことだが サラリーマンはどこから鉄砲の弾が飛んでくるか分からないので、半ば正直 半ば好き勝手出来るタイプでなければ・・過剰適応気味になるしかなく・・でなければ 生き残るのは難しい。そしてサラリーマンは上下左右でも組んで仕事するので・・人とは 着かず離れず間合いを保つセンスも大事である。
うなぎ
ウナギの話を書いてしまい・・これはおじさんの体が夏バテ気味のため、体がウナギを欲しているのかもしれないと気付いてしまった。最近食べてない。今日はスーパーで安売りウナギを買って帰ろうか?と思ったが・・明日(19日)は土用とカレンダーを見て・・多分ありだなと思い留まる。基本 奥さんは生協で注文して届く冷凍状態のかば焼きなので・・すぐに食べることが出来ない。そして田舎なので これといったうなぎ屋もない。すき家のウナギが良いところであり、奥さんの出してくるウナギと大差ない。
そうでなくても家庭菜園の収穫物を 奥さん執念の如き完全使用を目指しているらしく、ウナギ・肉の塊如きパワフルなものは出てこない。昨日出たのも鶏肉・豆腐ハンバーグと最初から白いままである。付け合わせも家庭菜園のキュウリの千切りとミニトマトである。健康に良いとは分かるが・・何処か 力みなぎることなく やるせない。
隣の徳島県に行くと 吉野川があり昔はウナギ養殖が盛んだったので、ウナギ・川魚料理屋などがあるが・・残念ながら香川県にはない。貧乏な学生時代 友人の車で 吉野川沿いの川島と言う地区の「うなぎ屋」に出掛け、ウナギ2切れ・吸い物・漬物小皿 そして「たれ」自由で 4人がどんぶり飯を3杯食べて、店のおばちゃんから呆れられた経験もある。さらに補足すれば 15年ほど前 車で前面道路を通ったが、店舗は休業していた。
おじさんの食べた経験からすると 愛知県蒲郡は確実に腹開きの金串での焼きであり、皮の焼き具合と脂の乗りを楽しませてくれた。それから以北では背開きそして焼いて蒸してとなる。ウナギの溶けるのを楽しむか?皮と脂を楽しむかに変わるが・・おじさん どちらも好きである。節操がないこと・・甚だしい。ただの 食いしん坊である。