ウクライナにロシアが侵攻以来 肥料が高値止まりしている。ロシアが化成肥料の輸出国でなくなったのが原因である。火薬と肥料 起源と言うか?原材料の製造方法がほぼ同じなので仕方がない。そう言う訳で 昨年から化成肥料は控えて 鶏糞・牛糞などの有機肥料中心で作物を育てている。発育に合わせ 直ぐに効くというタイムリーな化成肥料を使わないので、どうしてもと言う時はダイソーの液体肥料を与えたりする。
本日は花だらけとなったブロッコリーを6本抜いて、そこにサトイモを植えるべく準備を始めた。奥さんは数日前まで脇から出て来る芽を摘んで使っていた。別の畝には次世代のブロッコリーはやっと着床して葉を更新し始めたばかりである。まだまだ先は長い。
ブロッコリーを抜いた後 足元のマルチシート(2年間使用 耕さず苗を植え付けた。前作はカボチャを植えていた)を剥がし耕起の準備はした。午後から鶏糞と苦土石灰を撒いて粗起こしと言うか肥料をすき込むところまでと計画している。化成肥料をホームセンターで購入して、再度耕して畝作りはもう少し後である。
昼からの作業予定の中心は除草剤の散布である。畑と言うか土地の面積が100坪を超えるので耕作していない柑橘類・ツバキなどの木を植えている根元が草で覆われて来た。カマで刈り取りながらと言う選択肢もあるが・・おじさんは除草剤を使う。マルチなどを使わないようにしだしたので 畑の部分は手で草取り・・・まあそんなに畑作業に掛ける時間もない。
従って自然農法は作物植付部分と限り 作業をしている。理想は理想 やれる範囲で良いと思っている。
ポリシー
何事も全力でやることは良いことと思うが、こと仕事・作業などになると おじさんは考えを少し変える。何時いかなる時も迷ったり混乱したり、周囲に振り回されていると感じたりするときがある。そのうち自身の身動きがとれず・・スランプに落ち込んでいくのが常と知っているからである。
他者からテーマを与えられ、仕事をしているパターンにおいて 上司などが重視するのは、一心不乱に取り組む姿勢と決意などである。そんな状況では 本人が上司の評価などを意識し過ぎて・・過剰適応状態に入ることが多い。そんな時は柔軟に プランBあるいはプランCに切り替え、概ね自身の心をセーフなレベルを保つようにしないと「うつ」など怪しい状態になったりする。
目的を考え 調整する能力というか余力を残して戦うことである。おじさんには間もなく生まれるであろう孫がいるが、人にはそれぞれのことがあり 育児はどうあるべき・夫婦は共同してなどに 決まった一定の回答はないと思っている。最初の頃は 夜も眠れず大変と想像している。ニュースなどで見る児童虐待などもそんな延長線の上に生じていると思う。
蛇足ついでですが、ジイはともかく奥さんは数日であれば歓迎すると思います。嫁の実家もあることだし・・上手く力を抜く要領が大事と思います。
疲れたら・・休むことです。子供を育てるのも仕事です。お金を稼ぐ仕事はなかなかやめられませんが、そんな仕事でも少し休むことは大丈夫。しかし 子供を看るのは止められませんし、休めません。
全てのことに 24時間戦っていれば早死にしてしまいます。短期間は我慢することも大事ですが、労働負荷などが高く無理と判断すれば・・後はプランを切り替えることが、長く続ける知恵と思います。人生は長丁場の戦いが多いので、焦らなくて良い。