多様な欲望が世間に溢れている時代にあって、お金は欲望を叶えてくれる。当たり前田のクラッカーのごとき 過半の人が経験して理解していることである。
一方で ネットでも街角でも簡単にお金が借りられる時代。借金に昔のように恥を持つような後ろめたさはなくなり、簡単にお金を手にすることもできる。
お金があれば 楽しく過ごしていけることも実体験をしてきたし、無くて悔しい思いもしたことがある。お金が無くては食事をすることも難しくなり、生きていくのも難儀となる。欲望がが満たされ気分はいいもの、それだけではないと・・もっと大事なものがあると感じてしまう。
おじさん貧乏な環境で子供の頃を過ごしたので、とりわけ貧乏が怖いと思わない。家族がそれに耐えられるか耐えられないかの問題もあり、判断は違って来る。でも大丈夫な気もしてる。
今日 奥さんと話していると孫の七五三祝いについて、子供に聞くと今の時期は高いから 安くなっていくからと返事があったそうである。奧さんは結婚後 家計の一切を預かったことは最初の2か月ほどしかないので、そんな家計収支を考えたようなことを奥さんから聞いたことがない。年間の行事についても家計全体などは考えないので・・何時も時期を外さず予約などして勝手に始めているのが常であった。奥さんは お金を持たずと言うか?支払いの責任を取ることまで考えないで、大胆に生きて来たのは確実である。
お金が細かい事柄で一時的にどんどん流れ出る体験などしてないので、奥さんなどは 金の増え方・無くなり方の基本が分かっていない。
何時も迷言「いるものは いる!」でほとんど終わる。しかしその声を聴いても 奥さんの財布から出て来たのは 数度しか見たことがない。
七五三の話をした子供は 多分家計全体を見ているから無駄使いはしないと発言し、奥さんは相も会わらず 孫の年齢と神社前の「のぼり」を見ただけでの発言である。お金から考えれば 奥さんは幸運な人生を過ごして来たと思うが、ご本人はそう思って無い様である。
変わらない
会社を休業して年金生活に入り、奥さんに車管理について話した。そして 奥さんが自分の乗っている自動車の車検費用を初めて払ってくれたことは以前書いた。ご本人は上乗せ保険も税金もご存じではないのか?まったく知らないのか? 問うてくることもない。
先日上乗せ保険の契約書類が届いたので、車に乗せといてと渡したが・・なんも言って来ない。
車の税金も同じである。車検では納税控を使わなくても良くなったが、自動車に乗せといてと渡したが 税金もその後の音沙汰はない。
以前書いたが、奥さん一人になった場合 年金受給額が一気に下がるので、自身で貯めて置けと・・奥さんに家計への支出は 20年以上前に再度働き出してからも求めたことはない。先日からのTDLお出かけの件など 自由に振る舞えているのは・・奥さんが家族で一番経済的に豊かであるからと思っている。
過去に突発的なことがあっても 奥さんの稼ぎから出してくれと頼んだこともない。不動産などを買った時に、使ってと数十万円2度ほど貰った過去はある。
ヘタしなくても 奥さんは お気楽ばあ様になるのが確実と思っている。まあ おじさんの死んだ後までは知らない。基本的に 奥さんがいくら持ってるかも知らないし、詮索(せんさく)もしない。しかし女性はケチなので・・奥さんも時間が経てば自然に変わるとは思っている。
確かなことは おじさんがお金を持ってないことだけである。昔から 貧乏が板についているので・・あまり心配もしていない。