残雨(ざんう)と書くと 雨が上がった後のパラパラと降る雨となってしまうので、葉について残った雨露を「残り雨」と書いた。露と表現するのも 葉の上に結露したイメージもあるので、どう書くか迷った末での日本語なのでお許しいただきたい。

雨の上がった後 ばあ様がデイサービスなので ゆっくり農作業でもと思っていたが、雨が朝まで残ったようで・・水滴が多く草刈り機を使用出来ない。日差しがあれば乾くのも早いのだろうが、日差しもパットしない。天気予報では晴れと出て気温が上がるとのことであったが・・予報は予報・・。黄沙も飛んでいるようで 遠くが霞んでいる。

家庭菜園内のカンナも枯れて来たので 地上部を刈り払おうとしたが、夕方までは乾くことなく無理そうである。

来年1月末にすぐ横に ジャガイモを植え付ける予定で耕し畝は出来ている。このままではカンナの枯れ枝が 作業の邪魔になるので、刈り取る予定にしていた。

ジャガイモは昨年初めて作り 大豊作となったので、連作を避ける意味もあって場所を変えてもう一度と期待している。タネイモは奥さんが小さいから面倒と使わず残ったものである。12月になったので凍結防止の為 納屋から事務所の一角に移動している。芽が出てきているが 芽を欠くことなく放置している。植える前日にでも処理すればよい。

それにしてもまとまった雨は久々である。タマネギ回りも湿っているので除草するのもありかと、熊手を使用しながら除草していく。雨が降り湿っているので、草も抜けやすい。表土をひっかき表土を中耕した形になるので、タマネギにとっても根の近くに空気が入るので具合が良い。

水不足

先週 早明浦ダムの貯水率が75%となっていたので、ひさびさの恵みの雨であった。岡山でも節水を呼び掛ける市のスポットCMが流れ出したので心配していた。おじさん家(ち)の家庭菜園は井戸水を雑用水として ポンプアップしているので・・夏の少雨にも水不足はあまり気にしないで乗り切ってきた。

井戸ポンプで汲み上げるので揚程と水量は一定である。従ってホースの先端を持っていると水の吐出量と圧力を直接感じるので、地下水位の変動傾向が分かる。今年の夏以降の変動するのが大きいと分かり、渇水の不安もあったが何とかしのぐことが出来た。やはり田などで水路そして田んぼに水が張られしばらくすると 一気に地下水が増えて来る。地下で多くのことが繋がっている。井戸を使わないあるいは持たない家では感じられないことかと思う。

それにしてもおじさん家(ち)の井戸ポンプ長年活躍している。設置から30年以上経った製品であるが、さすが日立製頑張ってくれている。15年ほど前にモーターの発停を制御するダイアフラムスイッチが凍結により壊れた。部品もなく、ダイアフラムの本体を接着剤で仮に組み立て、更に外側をエポキシモールドにて固めて復旧した。以来15年近く問題もなく使用している。我が家は物持ちが良い。

香川用水が出来る前までは 夏の渇水そして断水などがあった。そんな時はトイレの水タンクまでホースで繋ぐ仮配管を作るなどして、活躍してもらった思い出もある。飲み水に使うこともないが、今も家庭菜園、庭の散水に大活躍中である。

投稿者

おじさん

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