冷たいスイカを「ガブリ」大人になっては ビールを「ゴックン」至福の時です。
冷蔵庫のなかった頃 ばあ様 竹かごに入れて井戸に漬けていました。また水面ぎりぎりに
ご飯の入ったかごのセッティングもありました。
これ冷蔵庫,炊飯ジヤーが出てくるまでの 夏の井戸の風物でしたが今はありません。
冷蔵庫
書いてて冷蔵庫を思い出しました。まだ電気冷蔵庫が出てくる前までは木製銅板拭きの冷蔵庫でした。朝 氷屋のおじさんが バタバタと呼んでいた原動機付自転車の荷台に リンゴ箱を斜めに切り下ろしたような荷台を付け、麻袋に包まれた角氷を持って来ます。何斤かの角氷を冷蔵庫の最上段に入れてその下に魚,肉など入れていました。この際 前日の残った氷の欠片を貰えるのが嬉しくて おじさんの後ろで常時見学してました。
桃,ぶどう などはここで冷やして食べていました。 外れそうなのでスイカに戻ります。
スイカ
子供のころのスイカは現在の黒シマではなく緑の濃いめの細いシマでした。
自宅の畑に植えていました。ツルの先を手で除いて、伸ばすツルと退けるツルを調整。適当な間隔で成らすようなことをして居ましたが、子供ですので方法など詳細は知りません。適当には手でちぎっていましたが・・・ツルの下には麦わらを敷き詰めていました。
スイカの結球(実)がピンポン玉ほどになると、収穫する何月何日の日付を記載した荷札を 付けていました。何日後までは覚えていません。まあ4個程度までは付けているのですが後は・・・・天候次第でどうなるか分かりません。従って 最後に取るときはお馴染みの「打音」判定となります。
スイカが植えられてない年は、八百屋あるいは果物屋の店先から調達となりますが、これが難しい。これと言って渡され持って帰って、冷やして切って見ると・・ガーン・・熟れていないピンク色
翌朝一番交換に向かいます。こんな時は子供の仕事。昔はこんなことがよくありました。持って帰ったのが 再度ピンクと言うこともありました。
現在のように地域ブランドシールのついたスイカは、赤外線の糖度チェックがされてますので まずハズレはなし。甘いかほどほどかとの違いです。叩いて分かるほどでなく、一番なりの空隙が分かる程度です。たまに叩いたりするおばさんいますが・・・大人なので・・・放置です。また叩きながら 切ったものを買う・・・大人げない極みです。
スイカの産地
近年の我が家のスイカのシーズンは毎年 熊本 植木から始まる。
その次は 鳥取県 大栄(今年から北栄)・・・大分 日田・・・山形県 尾花沢・・・新潟か石川・・・最後は信州ハイランドスイカとなる。「お取り寄せ」時代ならではに なっています。
毎年 小玉より大きい通常サイズのものは 価格設定がスイカ好きの足元見てくるようで 最後は高い!・・・2玉も買えない! といいながら今年も無理して 最終を一玉ゲットした。
正直 A品1玉をスーパーで買うなら、ネットでB品2玉を送ってもらうほうが美味しく、安いと思う。特に「一番なり」は空隙はあるが 安くて!大きくて!美味い! お勧めです。
子供のころから 縞模様のないスイカを食べたことがない。北海道のデンスケ 黒いスイカには 恒例の順番上 縁がなく、一度食べたいと思うが残念なことをしている。
黄スイカ 子供のころ小玉スイカが出てきて格上のように思っていたが、相対的値段が高いのか?我が家の食卓に並ぶことは今もない。甘さも少なくさっぱりしていた思い出がある。