最近 果物を購入していない。おじさん果物が好きなんだが、その価格に圧倒されることが続いて、ついつい バナナを買ってお茶を濁している。
先日もうまそうな新高なしを見かけたが・・1個で700円近い。消費税を考えれば700円オーバーが見えて来る。今年の夏の猛暑・集中豪雨・台風など気候が厳し過ぎて、生産も大変だったと思う。
数日前 知人の親が柿畑をやっているので、知人が柿を8個程のB品を持って来てくれた。今年はB品でも売れるので・・とのことである。柿と言う果実は 医者いらずと言われ柿が赤くなると医者が蒼くなるとされた。カロリーも高いので年寄りは喜ぶが、中にタネもあることから子供はチョットいやと言われてきた。
知人の柿畑の富有柿はまだであるが、持って来てくれた早生品種は早出荷している。休みの日には手伝いに行くので、ついでに持って帰ったものと聞いた。ばあ様がいるので B品でも柔らかく熟しめを持って来てくれるので、ばあ様は喜んで食べている。
B品中のB品にあたり お互いウインウインなことに感謝している。
なお 食べる柿の厚さは5mmほどに通常のモノをスライスまでいかないが、包丁で切って最後が繋がっている状態である。ばあ様向けの 奥さんのひと工夫である。
要因
最近果物を買わなくなったことに、電気水道などの値上がりがおじさんの小遣いにもろに影響している。おじさんの年金振込口座から電気水道などを引き落とすので・・おじさんの可処分がなくなったのである。さらにガソリン代などが食い込んできている。趣味なんぞに金を回す余裕もない。
奥さんに節電など言っても「いるものはいる!」で終る。そりゃ奥さんの懐に響かないので、蛙の面に小便のようなものである。平気のへいざ!あまり言いたくないが エアコンは約10畳の台所で調理・食事中は理解できるが・・食後2時間はくつろいでいる。ばあ様も似たようなもので、節電しなくてはと言いながらエアコンつけた部屋と隣の部屋の戸を開けたままで過ごしていたりする。
懐に響かないことは・・人間そんなものであると諦めている。おじさんへの思いやりはないのか?と問うてみたいが・・言っても無駄無駄のワンパターンと諦めている。
先日 関西電力は半期で空前の黒字となったようで、北海道など原子力を稼働していない電力会社以外は同様と見込める。どういう事や!高い電力買わせて!と怒りたくもなる。
夏目漱石の草枕の出だしを思い出す。
智に働けば角が立つ 情に棹させば流される 意地を通せば窮屈だとかくに、人の世は住みにくい
まあそんなものだと諦めている。
なけなしの小遣い投資も 本日朝一は数百円のプラスになった。元が少ないので贅沢は言えない。早く育てと「念」を送るが・・そんなものが効く試しもない。先ほど見たら 再度マイナスになっていた。損しないだけマシと心得て、ストレス フリーが大事である。