スナップエンドウが春の温かさとともに花を咲かせ、どんどんサヤを付けてきた。他の畑では3月末には花が咲いていたが、それらは年越し栽培である。おじさんは1月中旬にポットにタネを蒔き、部屋の中で発芽させたため、ヒョロヒョロの苗になってしまった。それでも何とかなるだろうと2月初めにポットを家庭菜園に植え付けた。当初は細い状態であったが、根元付近から新しく芽吹いたり、枝が分岐するなど4月初めには徐々に成長が追い付いてきた。
おじさんに似たのか ツルを誘引っしようとしても・・脇に直ぐズレるなどしたので、諦めて勝手にしている。それでもどうにか1.5mほどのネットの上端まで到達した。花も多くつき同時にサヤが増えている。
そこで迷うのが、収穫時期である。悲しいかな初心者 タネ袋裏の説明などに「早熟」で「サヤごと食べる」と書かれているが、どこで判断するか分からない。そこで誰かに聞くかと思っていると、散歩の途中で農家さんと話す機会が出来た。声をかけ 聞いてみると、収穫の基準を教えてくれた。出荷サイズは 厚さ8mm 長さ80mm(50mm以上でもOK)と聞いた。基準が分かれば・・早速家庭菜園の収穫を始める。20本ほど収穫して奥さんに渡した。
翌朝 茹でたものにマヨネーズで出てきた。甘くジューシーというか?柔らかくて良い。
また2日後である今朝の水遣りと見回りにて、早くも2度目の収穫が出来そうになっていた。一気・一気の成長・収穫である。
冷凍忘れ
昨晩の夕食にグリーンピースというかエンドウ豆の煮ものが出てきた。早くも・・? 何処かで貰ったのと聞くと、去年冷凍にしたまま忘れていたとのこと・・スナップエンドウ食べて思い出したとのことであった。結果 三食連続「豆尽くし」になってしまった。食べてみてエンドウ豆は1年程度は「冷凍やけ」もなくおいしいことが分かった。自分でも豆類を作ってみたいので、来年は通常のエンドウ豆を作るのもありかと思っている。
昨年末はソラマメを 越冬作物として選んだ。現在ソラマメも大きくなってきているが、放任状態のため大きさがばらばらである。確実に揃った大きな豆を収穫する研究の余地もあるので、迷っている次第である。
悩みごとの・・軽いことこの上なし。これぞ・・老後である。
基本方針は どう家庭菜園を休ませないで、連作し地力も増加させることなどである。欲深いと思われるかもしれないが、理由はマルチなどするため 除草作業がさぼれるのが主因である。
連作には いろいろ工夫が大事と思う。例えば この連休が枝豆種まきの限界とされる。しかし 作付予定場所の早生玉ねぎがまだ収穫できていない。玉ねぎの収穫時期を示す「葉が倒れる」現象も約半分までである。何事も思ったようには進まない。
人は不便・思い通りにならないことを楽しむのも、大事と思うことが肝要なようである。