葉が枯れかけながらもしぶとく 果実を付けている。写真を撮っていると いつもすれ違うおばさんから「食べれそう?」と声が掛った。
「もーしばらくかな?」手を伸ばせば届きそうであるが・・おじさん 鳥さんに残して置きました。
あれこれ
イチジク(無花果/いちじく)とは イラクサ目クワ科イチジク属 (英) Fig(仏) Figue
イチジクはイラクサ目クワ科イチジク属の落葉樹木。西アジア、アラビア南部で、アダムとイブの話の中で出てくる”禁断の果実”とはいちじくのことで、古来からあったことをうかがえる。
食用にされる部分、皆さんが通常食べている部分は、実は厳密には果実ではなく、イチジクの花にあたる部分です。
イチジクは隠頭花序(いんとうかじょ)と呼ばれる花を付ける木で、果実のように見える部分は、花軸が肥大化したもので、切った時に粒粒のように見える花があるのが分かります。
「無花果」とも書きますが、実際には花が咲かないわけではありません。先の説明にある通り、実の中に無数の白い花を咲かせるのですが、外から見えず、花が咲かないように見えるからなのです。
国内で流通しているイチジクの約8割は「桝井ドーフィン(ますいドーフィン)」という品種です。
子供の頃 果実の口が下にあるものが 雨水の影響が少ないとの理由で 父が知人から挿し木を譲り受け植えていました。
葉っぱ隊
イチジクの葉っぱを見ると 思わず「葉っぱ隊」を思い出す。
葉っぱは違うのだが アダムとイブの話の中で出てくる ”禁断の果実“の葉っぱのイメージがあるためと思う。
メンバーはウッチャンナンチャンの南原清隆をリーダー(隊長)とし、ビビる(大内登・大木淳)・ネプチューン(名倉潤・原田泰造・堀内健)の6人であった。
「YATTA!YATTA!(やった!やった!)」という掛け声で独特のダンスをする。実際は肌色のパンツを着用で股間に葉っぱ一枚の格好がトレードマークであった。
おじさん常に「葉っぱ一枚」と言う「意気込み」が好きである。
イチジクの剪定
イチジクという植物 毎年その年伸びた枝を 初冬に剪定し、冬を超えさせる。
畑に2本ほどあり、正しい遣り方は知らないが いつも適当に切り落とし、樹形を整えている。
毎年 いくらか食べさせてくれるので まあこのままと思っている。
たまに 切った箇所に「テッポウムシ」と呼ばれるカミキリ虫の幼虫が穴をあけていることがある。農薬を薄め、流し込んで退治する。
丁寧な人は 切り口を石灰にて白く塗り 保護する。
イチジクの根は地表近くを横に走るので、他の木の成長を妨害する場合がある。畑の木の配置には注意が必要のようである。