それにしても近日「こんなのあり」というような事件が次々起こる。何か劇場と言うかマンガでのストーリー展開のような・・少し考えた結果、自意識過剰な時代なのかと思い出した。
人が他に対して自己を意識し過ぎた状態。他人が自分をどう見ているかを気にしすぎる状態。 人前でスピーチをする時などに、他者の目を意識するあまりの極度の緊張状態は、あがり症と言われている。反意語として無意識過剰という言葉が存在する。
もちろんおじさんもあがり症であり、大勢の前で話すときなどはビビッてしまう。その癖に学生時代は落研に所属して、舞台に上がっていた。それゆえ何処かで吹っ切れればと思う。
近日サギ的な話で、勝手に想像するのか盛り上がるのか、勝手に想像して動き回り墓穴を掘ると言うようなものが多い。先日から強盗犯となっている若者を思うと、年寄りのオレオレ詐欺を笑えないような勝手な想像で、犯行組織から抜けられないと思いこんでいるのがおかしい。
逮捕後は黙秘で契約しているので、破れば家族に被害が及ぶとの話を聞けば、こいつ何言ってるの?としか思わない。逮捕されれば氏名・写真が公表され、近所で騒がれる。そんな家族は逆に閉じこもりあるいは転居しかなくなる。それを犯罪者グループが追い掛けることは 目立ち自滅に繋がる。そんな後のことを・・・当たり前に想像できなければバカである。
募集100万円に釣られて免許写真を送るなどしたのだろうが、自ら犯行を犯す前に警察に駆け込み相談すれば・・それ以上は発生しなかったと見込まれる。逆に警察が監視し対策してくれる。もしも家族に被害が及ぶなど暴力的被害を関係者から受けたとしても、1回で終わる話である。だが犯罪者として世間様に顔をさらし逮捕されれば、確実に地元では一家全員が差別などの被害を受ける。想定される家族の受ける被害の軽重を測れないようでは・・・生きる上で、個人の力不足・想像力不足であると思う。
勝手に想像した影に怯えて・・やってしまった自らの想像力の使い方をもう一度考えることである。
現在も一部が逮捕されているので、何れ関係者全員に逮捕が及ぶと思う。重い罪に服する場合も多いかもしれないが、これ以降 落とし穴に落ちなければ良い。
長所
自意識過剰を短所と思うより 長所と考えを変えることだと思う。おじさんパラダイムシフト的思考が大事なことと思っている。
自意識過剰な人は、周りの目を気にしすぎて、萎縮してしまったり、精神的に疲れてしまったりすることが多いタイプである。しかし 裏を返せば人のことをよく見ている。さらに発展させれば 気遣いができるという長所にもなる。おじさん自身の性格が近いのでそんなものと思っている。考え過ぎて・想像し過ぎて 眠れないのも仕方なしと肯定し、再度単純に考えてみる・単刀直入にしてみることが大事と思う。
自意識過剰な自分を責めずに、自分の長所として 使い方を工夫するのが良いと思う。
特性はどう使うかが大事と思う。切れ味い鋭い刀のような頭と能力があっても、毎日刀を振るがごとく、日々心技体を鍛錬しておかなければ使えない。その辺り意識することなく、無意識に出るまで自身を鍛えなくては・・どうにもならない。九九を覚え始めた頃を思い出してほしい。テスト用紙に出題された問題に、九九を順番に言いながら辿り着く。今はどうかと言うことを再考されればお分かりと思う。