スティーブ・ジョブズの話を息子とした時 おじさんスタートレックという宇宙冒険のテレビシリーズについて息子に話した。
スタートレック これがアメリカを勝者にした主因と思うからである。
個人的主観であるが 人は夢ではなく見た未来を 求めるような気がする。
宇宙戦艦ヤマトには 通信機器あるいはコンピューターとの会話(インターフェース)などの情景がない。戦闘シーンが圧倒的に多い。
また艦内での食事,運動など日常風景&生活を描くことが スタートレックと比べ少ない。
この辺りが 日本とアメリカの文化とストーリー展開の相違であり 面白い。
想定された未来
現在 GAFA グーグル(Google)、アップル(Apple)、フェースブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社のCEOはこのスタートレック時代を子供の頃 通過していると思っている。
加えるなら ビル・ゲイツも例外ではない。
この宇宙冒険ドラマで出てきたものに近い物が実現されつつあると思う。
おじさんはこのドラマは彼らに開発方向の目安を与えたものと思っている。
「大衆に近未来なるものを見せる」そこに似た商品が現われれば 大衆の受け入れは容易である。
夢に見ただけではなく 見たものに近いとなり違和感はなく受け入れやすい。
政治家も同時に育っていく 開発方向も確定的にこの線上 そして大衆は受け取り易い。
アメリカ合衆国全体が スタートレックにより 動く方向が統一的になれた理由と思っている。
おじさんがこの思いに至ったのは ユダヤ国家 イスラエルの建国逸話である。
ユダヤ人の輸送にあたり、人を飛行機に載せようとしたとき、ユダヤ人の老婆が怖がらず喜んで飛行機に乗った。
旧約聖書に「主はケルブに乗って飛び、風の翼をもってかけり」との記載があり、彼女に飛行機に乗り約束の地に向かうのは 当然のことであり矛盾がなかったためである。
契約の民らしいと 読んだ当時思った。
ユーザーフレンドリ
おじさんは画期的という商品の拡散は 難しと思う。携帯ラジオから始まり、途中にデンスケ ラジカセを挟んでいたが ウォークマンが出て来た時もそうであった。
要素は認めるが ユーザーに寄り添ってと言うのは 後付けの理屈と思っている。
ガラケー(フィーチャー・フォン)とスマートフォンの戦いを見ているとユーザーの素性が成否を分けたと思う。
あれだけ貧弱なバッテリー駆動時間に関わらず 使い続けた理由を考えるときその理由を考えざるを得ない。
正直 体格が良くてボタンを操作しにくいアメリカの消費者が見せた方向性が、どうしても彼らの未来の心象風景が「スタートレック」と同じだったということに起因すると思っている。
ニワトリが先か卵が先かの議論のようであり・・・という訳で おじさんはユーザーフレンドリのため差が付いたとは考えていない。
音楽配信
おじさん 若い頃カルフォルニアの米作農家 オレンジ農家 シカゴ郊外のコーン農家・・・などのアメリカのド田舎を仕事で訪ねたことがある。
米農家では等高線に沿って 重機で畦が作られ、米を作っていた。隣の家は3km以上先。子供は自転車で訪ねるとのことであった。
オレンジ農家,コーン農家などほとんど同じ状況であった。こんな中でどうやって音楽を手に入れるのか?配信しかないと思う。
これがアメリカで音楽配信が中心になった素地であると思う。パパママの車に乗って、街に買い物では・・・日本とは必要度合いが違う。
日本は後を追い「ズボラさ」「利便性」を手に入れた。
音楽配信は アメリカの広大さが生んだ必然と思う。他にも日本での著作権も規制が厳しかったことなども理由と思う。
現在
おじさんは現在アイホンを使っているが 切り替えたのは2年程前である。奥さん,子供の携帯はアイホンに切り替えられていたが、バッテリー充電頻度を横から見ると「?」としか思えなかった。
2010年からスマートフォンへの需要のシフトが鮮明になり、2018年第1四半期に、児童向けのキッズケータイを除き、フィーチャーフォンの出荷台数が初めて0台となった。
これにてガラケー勝負ありで終了であるかに見えるが、違ったガラケーが登場する。
2008年より日本でも展開され始めたAndroid OSがベースのスマートフォンには、ガラパゴスケータイの特徴を取り入れた物も登場し、ガラパゴススマートフォン(ガラスマ)というカテゴリーも出現している。現行 これがシニアへの「らくらくホン」となっている。
これはガラパゴスケータイの本来の意味としては「多機能かつ国内特定事業者向け専用モデルの携帯電話」が Android OSのソフトで再構成されたものと考える。
閑話休題 最近 テキストを手入力するよりも音声入力が早くて使い易いことが分かった。
たまに40歳以下が手で入力しているのを見て密かに・・・いつまで!と思っている。
どちらが古いか判らない・・・因果は廻る・・・色々引きずりながら・・・
携帯電話 将来がどうなるか 楽しみは尽きない。