具体的に会社の費用をこれから見て行きたいと思う。そこで「社会保険料」から始めます。

社会保険とは、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険の総称です。

サラリーマンの場合、健康保険と厚生年金保険、雇用保険料が給与から天引きされます。

給与明細を見て「けっこう取られている」と思ったことが何度もあると思います。

おじさんなんかは事務処理をしていたので 厚生年金&健康保険 消費税なみに徐々に上がっていることに気付いていたが・・・話題にも上らず不思議でした。

多くを取られながら 手取りだけに目がいっている人の多いことに 驚かされる。

また 社会保険料と所得税の累進性の違いにも 注目するべきと思うが・・・注目した記事は見たことがない。

平均所得1000万円以上稼いでも、老後の年金は300万円/年以下となるのが常識である。

社会保険料

最初から この社会保険料を払っているのはサラリーマン本人だけではありません。

従業員を雇用している会社 本人よりやや多い社会保険料を負担しています。

なお現行は 個人事業主の場合、特定の業種もしくは従業員が5人未満であれば、健康保険・厚生年金保険を負担する義務はありません。

独立・開業を目指す人は、事業計画を立てるときに想定を誤らないように、こうした社会保険の知識もしっかりと頭に入れておきます。

給与が上がるにつれて、会社が負担する社会保険料も上がりますが、その金額はおおまかに給与の15%程度です。

月々の人件費は、少なくとも給与の1.15倍。

通勤手当など諸手当も出す予定ならば 1.3倍程度を想定しておく必要があります。

それなりの給料であれば 市町村と累進性があるため 所得税他は5~10%位までなので・・・・給料貰う側からは・・・20%前後引きでイタイ

余計かも知れないが 月給100万円では約30%引かれ 約70万円となる。

具体的数字

独立して会社をつくり、20代の従業員を、月給20万円で雇ったと仮定する。

この場合 月々の給与20万円に加え、健康保険料9,900円,厚生年金保険料1万8,300円,雇用保険料1,200円,労災保険料600円を雇用者は負担しなくてはいけません。(県で変わりますが 全国大体同じです)

月給20万円の従業員を1人雇う人件費として、給与と社会保険料を合わせて 月々23万円掛るということです。

なお ボーナス別ですから合わせると 約350万超 となり、雇う側も大変です。

おじさん 子供に大学生と言うのは 新卒一人を雇っているようなものと言った。 昔のことなので 子供は覚えてないだろう? とは思うが・・・親はキツイ。

子供からは 授業料,住居費,水道光熱費などは親の口座引き落としで、意識になく 生活費のみであったので 当時は不満を沢山いただいた。友人は・・・・がいつものセリフであった。

正直 負担感を味わい お金を意識しながら生きていかないと人間は数字を体感できない。

現在就職し、給料で生活 一切を賄っているので・・・多少は理解できたかとは思う。

「他人様の飯を食う」こと 大事なことと思う。

投稿者

おじさん

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