どなたか知らないが「銃身」について、前に書いたものが検索にかかって見る方がいるようである。あれはライフルに付いて書いたものであり、今回のような黒色火薬・散弾もどき自作銃の銃身とは異なる。

はっきり言って今回の「黒色火薬・散弾銃もどき」について、解説しておく。これは昔の火縄銃に弾数を増やしただけである。放送されている映像の煙の出方から、火縄銃と同じ通常の黒色火薬と思われる。

最後の雷管・点火まで書けば、よろしくないと思うので控えさせていただく。今日はちょっと過激なことをさらりと解説だけである。

あんなものを作って・・うろうろ&夢想していたことを考えるだけで・・適応障害を起こしたのだろうと思え、こちら迄 悲しくなる。何とか出来る方法 あるいはしてやれたことはなかったのか?と自問したくなるが・・・やはり 力のないおじさんでは 何とも・・・。

人間下手に追い込まれないというか?居直り方を学習しておくのが大事である。また逆に追い込み過ぎるのも考えものである。経験上は 正しい居直り方が最も大事であるというか、楽なやり方とは思う。

おじさんの奥さんは物事がばれる直前に言い出すことが多い。実際それでは 仕事・男の言う「筋を通す」とはエラク違う。何かしたいことがあれば、事前(実施する前)に断りを入れるのが大事なことである。ばれる直前に言い出して、「何か言えば いつもそうだ」とワンパターンの反論をしてくる。おじさんも 「事前に断りがないから」と追い込むと更に挑発になるので止める。かくしてお互いに不満は残る。我慢の人生はどこまでも続くことは当たり前と覚悟しないといけない。

まあ 思いつめないで楽しく生きていきましょう。みんな 良いことも悪いことも何かは持って生きています。

銃身・弾丸

黒色火薬であれば弱装側に素直に押し出すように爆発するので、銃身尾部の閉鎖はガス管のねじ程度で事足りる。コメリなど大型のDIYショップであれば、ねじ切り短管・エンドキャップなどは入手できる。水道工事屋あるいはガス屋ならねじ切りマシンで簡単に製造できる。鉄工所なら更に自在であるが・・・ほとんどDIY店の品物で間に合う。

材料はSTPGが良いが、昔の火縄銃並みであればSGPでも良い。つまり通常鋼管材でも間に合う。犯人のテープグルグル巻きでも爆発時の圧力の一部は防げる。

弾丸は鉛を溶かして型に入れ制作する。鉛を溶かす際もステンレス製の鍋は温度的に問題なく使用できる。鋳型は石膏他で制作しないといけないが、サイズによっては釣り道具屋さんで直接入手できる。イノシシ猟師などは自分の銃に合わせた専用の鋳型を持っている。後は散弾銃の実包を考えれば判る通り、装填状態で散弾を一体化できれば良い。

黒色火薬は炭・硫黄・硝石なので、すり鉢(乳鉢)などできめ細かくすり潰し、教科書に載っている割合で混合させればよい。中学時代の同級生で夏休みの課題で花火を作るといき込んで、最終混合中に爆発力がない状態(圧密されていない)で燃え上がり、大やけどでひと夏を犠牲にした。

また弾丸を詰めた後 火縄銃同様突き固め(圧密)する必要がある。この辺りが最も危険な箇所とは思うが・・やりたい奴は危険を承知でやってしまうので止めようもない。

これ以上は雷管・点火系となるので、遠慮させていただく。

歴史

蒙古襲来以来 応仁の乱での足軽の「てつほう」の記録・寺社に残る弾痕、村上水軍の「ほうろく」そして戦国期の鉄砲伝来など火薬を使った殺傷道具の記載は各種ある。今生きている我々が少し調べればそれなりのものを作れてしまう。

そんな時代に生きているので、下手な言葉を使って人を煽ったり、挑発することは避けなければならない。それ故 穏やかに話し合い、争うことなく日々を過ごしたいと思う。また追い込むことと 逆に追い込まれない方法を考えなければならない。

静岡には手筒花火を火薬から作りそれを持ち、勇壮さを競う祭りがある。爆発物を管理して楽しみ使う文化も日本にはある。しかし 今回のような事件は2度と起きて欲しくもない。

同時に一昨日感じたラサール石井氏らの言葉に対して、「引かれ者の小唄」と思い流すことにした。そう言えば岩手の国会議員の方もひどい言い様で・・人間 負けが込むと碌なことはない。

おじさんも気を付けて、引き締めて生きていきます。犯人そして多く出て来た口悪い方々のようには・・

ああはなりたくない!

投稿者

おじさん

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