マルチシートを突き抜けて伸びて来る雑草にハマスゲがある。この雑草2年ほど前から我が家の畑に侵入したらしい。近所の農家に聞いたら手間のかかるしぶとい雑草のようである。
手始めに敵を知らずして戦えないので、小さい範囲をスコップで耕したところ、地下系で繋がっている。根元に繋がった根が張り巡っている。やはり根まで枯らさないとダメなようである。
ラウンドアップなど根まで枯らすグリホサート系 除草剤しか効果がないようである。家庭菜園だけに慎重に散布したいと考えている。
あれこれ
ハマスゲは単子葉植物カヤツリグサ科カヤツリグサ属の植物である。スゲと名が付いているがスゲ属ではない。乾燥したところにもよく育つ多年草である。基本的にはラウンドアップなど根まで枯らすグリホサート系 除草剤しか選択できない。
基本的におじさんは貧乏なのでラウンドアップのジェネリックで十分と考え、聞いた通り耐性が高いのであれば、高い濃度で散布してやる必要性があるのでジェネリックの方が経済的である。
なお ジェネリックと正規ラウンドアップの違いは効果出現のスピードにある。ラウンドアップの方がカリウムが入った塩のため、植物の根に早く運ばれるので効果が早く出て来る。
ハマスゲは初夏から秋にかけて花茎を出す。花による結実による拡大を阻止するためには、早期の作業が必要になる。何事も急がなくてはと考え、先週末薬剤散布と決めた。後は晴天を祈ることと散布濃度を決めないといけない。
散布濃度
サンフーロン 除草剤 などが安いので候補に挙がる。店頭でサンフーロン 除草剤のラベルを見るとグリホサートアミン塩は41% スギナなどは25倍希釈 頑固な草で50倍希釈とある。・・・と言うことは1%ちょっとの濃度で行くかと決めたが・・・。
売り場を回っていると どんなメーカーか分からないが、30坪用除草剤1ビン250CCを 110円で売っている。薬剤成分濃度はグリホサートアミン塩4%である。これの希釈で・・しめしめ しめこのウサギ・・安価にテストする絶好のネタが見つかった。
自家菜園農地なので 出来れば濃度を下げて0.75%以下で行いたい。ダメなら濃度を上げて見ればよい。先ずは週末 ダメもとで0.75%以下で散布して1週間ほど様子見の予定である。
本日3日経過したので散布結果を確認したところ、ハマスゲに葉の一部黄色となったものも出だした。比較のため道路境界部分にも散布した箇所の雑草の葉は全体が黄色である。効果はあったようで・・ハマスゲにはもう少し散布液の濃度を上げないといけないようである。