事務所前庭にキジ鳩が転がっていた。見ると無傷であるので、弱っているだけかと思い 昨日昼にそのまま放置しておいた。逆に鳥インフルエンザも怖いので触らない方が良いとも考えた。最終的に無傷な鳩を見たのは 昨日の夕方の話しであるが、今朝見ると他の動物などに食べられたのか?胸のあたりが荒らされ 外側が残るだけになっている。羽毛などは風で飛ばされていた。
カラスなのか野良猫などか分からないが・・自然の循環・・そのように感じる。部屋の中を探すと透明ビニール製の使い捨て手袋があったはずなので、残った部分を海か川に運んで流そうと思うが・・女子中学生が前を通りかかり、叔父さん触らない方がいいと言ってくれるが・・このままだと更に可哀想なので・・海に投げ込むことが最良と思い無理をする。目の前で変化を見ることは・・いやである。
自然に帰るのを見届けるのは半ば残酷である。まあ 鳩なので気持ち悪くなる度合いはいささか低い。鳥と聞いて 京都の鳥辺野を連想する。今では京都の清水寺に山頂近くで接続し 麓は大谷廟近くに至る。お墓がいやと言うほど並んでいるのだが、清水さんへの道路が込んでいる時に駆け上がるルートと知っていると短時間で行くことが出来る。道の途中に花屋さんなどもあり、京都でのお墓参りの際は助かる。余談は早々に切り上げ、鳩の片付け仕事をしないといけない。
事務所は 入り江(海)が近いのでたまに「ミサゴ」を見かける。普通はミサゴは魚を水面にダイブして捕まえて食べるので、たまに干された「食べられた魚」が防波堤付近で見ることがある。乾燥しきった魚は足で蹴飛ばして海に戻してやれるが・・キジ鳩ではそうもいかない。また余計な話になるが・・英語ではミサゴはオスプレーとなり、色々話題になる機体の名称でもある。
探していた使い捨てビニール手袋が見つかったので 道路そばまで行くと誰もいなかったので、手袋をつけて片手で持つ。胸のあたりを突かれて食べられたような痕跡がある。鳥インフルも怖いので・・そのまま運んで 入り江に投げ込んだ。これでおじさんの目に付かないところで・・自然に帰るだろうと 半ば安心する。
手袋はひっくり返しながら表裏を逆転し もう一方の片手の毛袋で持ちながら さらにこちらも裏表を逆転してまとめて括る。そして 更にレジ袋に収納して口を結んで密封してゴミ袋に入れた。もちろん その後は手洗い・うがいで・・・作業を終えた。