最近はカードをかざしてピ!で決済が終ることが多い。これじゃ 借金・多重債務の落とし穴に落ちそうと、カードを使うことを極力止めた。使うカードも1種類に限定して 預金管理出来るように制限した。ピ!では お金を使った感覚が残らないのである。まだペイペイも クレジットに紐づけていない。チャージ作業が必ず発生するのでお金の管理を体感するのが良い。勿論 ペイペイからはポイント追加と カードへの紐づけをお勧めしてくるが・・そんな姑息な口車に乗る歳でもない。

 生活していると晴れの日もあれば雨の日もある。サラリーマンをしてれば あまり意識がいかないのだが、商売と言うか仕事も同様である。雨が降れば傘を差して買いに来る客足は落ち、高温過ぎても同様である。先日も 孫がちんけなおもちゃを 露店で手にしていたと書いた。しかしそれで良いのであり、祭りの屋台などでの「ぼったくりぶり」を体感することが大事である。そうすれば 大人になって 香具師(やし・てきや)と言う仕事の厳しさが見えて来る。原価を如何に下げ 利益を得ることに苦心していることが見えて来る。例えば露店同様のキッチンカ―でも同じような考えがいるが・・いかに売り上げのばらつきなどを防げるかなど、考えることにネタは尽きない。子供の頃の体験から見えて来ることもあれば、感じなくて過ごす子供もいる。人それぞれで体にしみ込んでくるものは違うし、違って当たり前である。自分で商売を始め 経営計画書を書いて銀行に金を借りに行って初めて、たかが天気で金が廻るか廻らないかまで決まることが分かる。

 おじさんは 子供の頃 婆さんが駄菓子屋をやろうとしたが・・止めたので自宅に2B弾と言う 今で言えば爆竹の単発あるいはクラッカーのような在庫が大量に家に在った。お陰様で子供の頃は嫌と言うほど2B弾つまり火薬遊びに邁進し、めんこなども同様で売るほど 大量に所持していたので 遊び過ぎ 口内炎を作り ばあさん・親などから筋肉痛になった肩をもんで貰ったりした。これも 遊び道具を ばあさんから負担なしで手に入れたためである。これを 幸せと言うべきなのかどうかは・・育つ際の 周囲の人と本人の感性などと思っている。

 クレジットカードなどの使用した感覚が残らない、あるいは無意識に使うことに慣れてしまうと金銭感覚がズレる。不動産屋時代に 会社はしっかりとした会社の社員なのに、住宅ローンで弾かれる方がいた。若気の至り クレジットで車購入そして買い物され、預金管理が悪く「多重債務」に似た状態になった為の後遺症であった。独身時代から注意して暮らされることをお勧めする。この感性を得るのは・・「俯瞰(ふかん)」出来るか否かであると思っている。

 

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おじさん

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