2日目に看護計画と言うものを渡され その中で療養期間は60日と記載されていた。奥さんなどは60日と記載があるのに驚いて・・いろいろ言って来るが・・おじさん本人に自覚症状が無くなり、身体的障害なども起きていないので、そこまで時間が掛かると思わないと伝えた。
今回の原因の一つが 糖尿病の悪化にあると見込まれ、3日目には 内科医が加わって来た。オマケに24時間心電図も取ることにもなり、3日目から4日目には入院直後からのナースセンター用遠隔モニターと心電図機器を繋がれて 点滴も入っているので・・快眠にはほど遠い状態であった。
それでも おじさんが鈍感なのか・・ナースが深夜にも血糖値を取りに来るのだが・・声を掛けられ 目覚めてやっと手を出す状態であった。おまけに心電図をつけた直後から リハビリ担当は元気に手足を動かせとメニュー盛りだくさんとなる。それでも 心電図検査で不整脈でも出れば 歳から言って良い時期と考え 素直にリハビリ担当の指示に従った。
リハビリ担当が 手足を元気に動かせと言うのだが、ホースが揺れて点滴の針に影響するようで怖い。そうしたら看護師が指折り数えて 出血などが発生して明日には点滴個所の交換になりますと伝えられる。毎度のワンパターンのようである。翌日予想通り針の根元付近から出血して 点滴個所が変わった。
5日目のリハビリからは 身体と言うより脳の処理能力確認作業に移った。体も動かすが、数字と「あいうえお」を関連付けて線で結ばせたり、立体視あるいは出された図形を組み立てるなど普段やていないパズル組立的な作業などを求められた。脳梗塞では妄言・妄想あるいは正常な判断処理が出来ないケースもあるので、確認作業とのことであった。勿論 おじさん問題なく答えていく。
毎日の食事メニューは 写真を奥さんに送るようにした。根本的に おじさんがこの夏に糖尿病が悪化した原因が・・栄養士などと話した結果 果物を取り過ぎ果糖などを多く摂取したのが原因と分かって来た。ばあ様は自分の好物なので 毎日昼にはバナナとキウイフルーツを出してきて食べろと言い、家に帰ればスイカの豊作で 奥さんの好物のスイカを毎日摂っていた。まあ 流されたおじさんの自己管理が甘かった。
正直 糖尿食と言う味がなく量も少ないものを食べるのだが・・向かいの親父は手術当日はなかったが、翌日からは毎食後ポリパリと言う音を カーテン越しに響かせて来る。せんべいなのか?なにかは分からないが、毎食後にすきっ腹に響く 誠に酷な拷問のような状態が続いた。 そんなこんなとやっている内に 9月21日には丸一週間と思っていたが、点滴は止まない。9月22日 採血、再度MRIとなり、この真夜中 点液も終った。同時にナースセンター用遠隔モニターも外されやっとのんびりとした状態となる。近々に御祭り・自治会行事などあるので 治療早期から9月24日を希望していたので、医師からは 検査後の9月22日夕方に 大丈夫でしょうとのニアンスの話を頂いた。
やっと解放される!目鼻が付いた