昨夜は給油機の前に車を止めたまま、15分近くスマホをしながら給油されない方がいた。ソロソロお金の回収をしないといけないので、横に行き 尋ねると・・ハイオクなのかレギュラーなのか分からなくて・・ご主人に連絡しても繋がらないし、仕方なくネットで調べていたとのことである。燃料の区別は給油口の蓋裏に書いてますよと伝え、蓋裏を確認するとレギュラーガソリンのシールがあった。その際 給油口キャップを緩めて外し、給油蓋裏の仮置き金具に止めると「ここにキャップ受けがあるの?」と驚かれていた。「後は大丈夫ですよね」と伝え 給油機の前を離れた。
その際 ハイオクとレギュラーについて問われたのだが・・オクタン価と言うものが違うだけと答えたが 相手は?状態。ハイオクは外車あるいはスポーツモデルなどの圧縮比の高いエンジン用で使われます。迷った場合はハイオクを入れていればエンジンに問題は起きません。ハイオク用エンジンにレギュラーを入れた場合はノッキングなどが起きます。従って 分からなければ・・ハイオクを入れておけば大丈夫です・・などと答えた。
おじさんの知り合いで 軽自動車に軽油を入れた女性がいた。趣味と実益の為 オオクワガタの繁殖・販売をしていた後輩の奧さんなのだが、このミスでエンジン載せ替え・・その年のカブトムシ・オオクワガタ繁殖での稼ぎが無くなったそうである。その頃 セルフガソリンスタンドでの油種間違いが多発したらしく、軽油のノズルを持つと「軽自動車には使えません」とのコメントが流れる様になった。
日本のハイオクはメーカー出荷基準で オクタン価98以上であり レギュラーではオクタン価92以上である。JIS規格ではレギュラーガソリンはオクタン価が89以上。ハイオクガソリン(無鉛プレミアム)はオクタン価が96以上と定められていますので余裕を持たせてます。
燃料タンクの容量が50Lとして ハイオク25Lにレギュラー25Lが入った場合のオクタン価は(98+92)÷2=約95程度になります。この辺りでしたら何とかノックセンサーなど補機でカバーできる許容範囲かと思われます。チョットエンジンの吹けるのが緩い程度としか思わない。ハイオクとレギュラー差額にすれば 給油1回あたり缶コーヒー程度・・迷った時は
ハイオクを入れるのが 無難です!