色々ありながらも 大学をバイトと返済不要の奨学金で卒業。研究生として就職時期をずらすなどして、何とか就職して・・サラリーマンを38歳まで頑張るも・・都会での子供の育つ環境を考え、父の死などをきっかけに退職。1年間 田舎に帰って何をやるべきかと迷いながら・・暮らしたのち独立。退職金と貯金を使いCADを購入して、何とか設計会社を立ち上げた。それから約25年 紆余曲折ありながらも会社を維持して、3人の子供を大学に通わせ・・子供3人とも結婚 そして各々に孫も生まれた。

 63歳で一番下の子供が学校を卒業・就職して、教育費からも解放された。65歳で仕事は辞め、それからは 年金バイト生活である。残念で悲しいところは 年金もそれなり・バイトもそれなりなので・・老後資金・小遣い・余裕もない貧乏年金生活である。

 そして65歳前から 奥さんはばあ様を終日看るのは嫌だと言っていたので、会社休業後は ばあ様と長い時間を過ごすようにした。その為 仕事を貰っていた会社から嘱託の話もあったが断った。当然 老後資金を貯める場面で稼げる仕事をしない選択をしたので、余裕はほとんどなくなった。また このことで「奥さんの老後資金は奥さん自身で貯めろ!」とは言ったが 今の奥さんの言動・行動を見ていると、骨身にしみて理解しているかは疑問である。

 サラリーマン時代・独立して仕事を始めた時も辞めた時 そして今まで 奥さんに金を出してくれと頼んだこと・金で苦労させたこともない。65歳で会社を畳んだ後は 生活費の一部だけ負担しろと、少なめに生活費を渡すことになった。残りの電気・水道など光熱費・交際費・税金など他は 全てはおじさんが負担しているので、奥さんの負担は食費の一部と自分の車などに関する範囲だけである。その為 気合いを入れて家庭菜園の収穫物に 手を変え品を変えて料理して節約していると感じる。奥さんの稼いだお金の使い道は 自身のこと・子供・孫などへのプレゼントなどに使っているようである。自治会費など細かい支払いでも おじさんに請求してくる。そして 先日の上乗せ自動車保険支払い建て替えの件もあるので、覚悟は怪しいものだとしか思っていない。

  子供に会社を引き継ぐことは考えず、子供は子供で 自由に選択して生きて行くのがベストと思っている。知人では子供に継がせたのが大半であるが・・時代に合わせて仕事もモデルチェンジしないといけないし、子供の手伝いを出来るのも70歳過ぎ迄が限度と思っていた。一生涯子供に生活を保障してやることは出来ない。自営業・サラリーマンいずれであっても 40歳前後から自分の立脚できる基礎を作るのは子供の仕事となる。問題なく上手くキャリアが構成出来れば、あるいは成功すれば 子供一生涯の糧となる。そのことが 果たしておじさん自身が決めて歩いて来た線上に存在するか否かは分からない。それなら型に入れることなく 子供が得心できる選択をすればよいと思った。子供を取り敢えず後継者にすれば それまで仕事を貰って来ていた会社からは問題なく仕事が入って来た。そんな環境で子供が 長い人生を納得して、人生を送れるかどうかについては不確実である・・失敗しても成功しても全てわが身の上に起きるだけで・・責任は全てわが身にあると生きる方が楽である。

 日中は ほとんど おじさんとばあ様は一緒なので、仕事はバイトのみである。今さら以前からの設計あるいは不動産の仕事をしたいとも思わないし、単純に動いていればお金になるのでそれでよいと思っている。加齢による不注意などからミスを発生させ、他者に迷惑をかけることを恐れている。

自分で決めて 歩くのが最も良い

現状が自分で決めたことなので

文句を言わないことにしている

投稿者

おじさん

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