税金・介護保険・健康保険など 給料から差し引かれる所得控除を見ていると、先に取り上げるだけ取り上げるので、国民に使える余裕・瞬発力のようなものがないことに気付く。パーと使って楽しむことなど到底出来ないように仕向けられている。昭和の時代は介護保険もなく 健康保険・税金なども少なかったので・・手取りもあり使えたという思い出がある。今では お上と言うか政府の税収はキッチリ計算通り先に集め、国民の余裕を奪っているように思う。
そんな訳で おじさんは消費税は 上げて良いと思っている。しかし 最初の給料などからの 所得税など直接的な所得控除は 減額しろと思っている。給与所得者の入って来る金額を増やして、世間でお金を使って頂いて・・結果として消費税で不足を徴収すれば良い。年度の最後に辻褄が合えばよいと思っている。今のままでは国民に入った直後のお金を キッチリ財務省が取り込んで、給料が増えても消費に結びつかない状態となっている。現役の後輩などと話していると 35歳になったが 月の手取りが20万円ほどで 生活で一杯であると聞いた。おじさんの サラリーマンで同期であった者の年金手取りで ほぼ同じと聞いている。何とか若いのに 使えるように分配しろと思っている。(なお おじさんは 会社辞めたので・・トホホです)
考えの基本は お金を若い世代に多く廻して 世間の景気循環を良くしろと言うものである。今回の選挙でも言い出されることも無く、政党も消費税減税に終始する。お金を世間に回して その金の循環で仕事が生まれまた拡大できる。そんな循環を拡大させると言う話が出て来ない。江戸時代に多くの人々が問屋制家内工業などで、お金の循環を多くの人に巡らせたので、江戸時代と言う閉鎖された世界で多くの人口を抱えて社会を維持できた。当時の幕府は食いっぱぐれたり、火事で焼き出され時にお救い小屋などで助けるだけであり、社会保障はほとんどなかった。同時に 庶民から税金を取ることも無かった。しかし現在は福祉なしで乗り切れる時代ではない。最低限のクッションは計画しないといけないので・・効率は幾らか落ちるが・・アメリカ人ほど厳しくない。
先日からガソリンの暫定税率廃止が議論されている。リーター当たり約25円。ガソリン代は おじさんでいえば2000円 良く乗る方なら5000円は減額できるので 実質他の事柄に消費できる。素直に消費にお金が回れば、色々なところで金が回り回って効果を発揮しだすと思っている。若い国民に金を使わせてやれ!と思っている。更に揮発油税を無くせば あとリッター30円は安くなる。
税金の直間比率の見直しが 国民に必要な事柄であり、必要な税金が年度末までに入れば良いと言う体制が望ましい。例えば医療費が少なくて済む健康で若い世代は 年寄りが多く使う医療費に見合う金額まで含んで 保険料を計算されて 頭から取られるのだから使える金が最初から無くなる。そんなことでは 消費活動が盛んになって景気浮揚させることなど出来ない。好循環が起きにくい現状の税制であることを理解しないといけない。現状は財務官僚がキッチリ予算を立てるに好都合な税制であることを理解するべきである。
例えばバブル時代の様に例えれば、若いのがボートを買いウェイクボードなどで遊べば、ボート・機材購入そして燃料使用 ドンドン輪が広がり一緒に遊ぶなどで 消費が増える。ローン・分割払いであっても 使った金はボート・機材の製造元・マリーナそしてそんな世界で働く人など 広範に流れていく。その過程でお金が何倍もの経済的効果を発揮し出す。そして間接的に各段階から税収も増えていく。 正直 上手く行くか行かないかは未知数であるが、最初にキッチリ収入を国家が得る現行のパターンでは上手く行かないことが 過去からの実績で見えている。バブルの時代を見て来たおじさんには・・歴史は繰り返すと考えている。

減税だけを唱えるだけはアホでも出来る
どうすれば 構造を変えれるか・・?
中国の故事に似ているが
猿は 朝三暮四で騙せ喜ばれる
人と金の世界でも 順番で変わる