最近ティファールのポット電源スイッチの調子悪く、沸騰する遥か前にスイッチが切れる。10年近く使って来たものなので・・仕方ない 買い換え時かとは思っている。ふと こんなことなら鉄瓶を使ってみようかと 今週から鉄瓶を使い出した。シングルキャンプなどで抹茶・コーヒーなどを一服としたい場合に合わせ 所持しているもので、長らく使っていない。久々に取り出して 鉄瓶の蓋を開けると少し茶色く錆びていた。お茶などを投入してタンニンと鉄を反応させ鉄さびを安定させるのもありとは思ったが、面倒なので水洗いしただけで使い出した。何度か沸かしているうちに落ち着くだろうとの考えである。所謂「湯慣らし」だけで再使用を始めた。

 老老介護になっているので、一人バイクで遠出することも無くなり、野点用茶道具を使うこともチャンスがない。抹茶であれコーヒーであれ・・美味しくなるものを使わないのは宝の持ち腐れであると思っただけである。

 そんな 湯ならしのみの いい加減なエージングで使い出したのだが、昨日お湯が残った状態で脇に置いてたら・・今朝は錆の膜が水面に出来ていた。やはり鉄瓶はキッチリ扱ってやらないと駄目なのかと・・3度ほどお湯を沸かして再度のエージングである。使用後は お湯をキッチリ使い切って(捨てて)余熱で水分を飛ばしていないとダメである。この手間が面倒なのだが・・・美味しいものをいただこうと思えば手間が掛かる。

 それでも慣れて来たので適当に鉄瓶に水を入れ、IHヒーターに載せてタイマーを4分にセットするとコーヒー1杯分が沸く。タイマーは3分半のようではあるが・・セット出来ないので4分である。余裕がある場合は 鉄瓶を見ながら 注ぎ口からの蒸気の立ち上がりと音で止めている。

 囲炉裏・長火鉢でやれれば絵になるが・・そこまで懐古趣味でもない。そのため 今月末には再度新しいティファールのポットを購入して交換する予定とした。インスタントカップ麺を食べたいときの湯沸かしには鉄瓶は不便で、鍋をセットするのが・・面倒である。やはり俗物的性格と実生活は鉄瓶には合わない。ティファールのポット一択がおじさんには似合っている。「やはり 野に置けすみれ草」な気分である。

 この野点茶道具の中には 基本キャンプの考えがあり、コールマンのシングルストーブも入れていた。おじさん生きて来て余計なものを多く持ってしまったとも感じている。でも それも一つの思い出・こだわりである。

 人間 好きに生きるのが・・楽しい

ここまで書いて・・・野に置く花は

スミレなのか?レンゲなのか?あらためて考え出し・・

そんなことにこだわるケツの穴の小さい人間にはなりたくない と思うおじさんであった。

 雰囲気ですよ 雰囲気!

投稿者

おじさん

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