昨日は金融機関でお金が増えてしまい、アタフタした。会費などの金を預かったのだが、地区の代表として集金に回った方から 一昨日おじさんがお金を預かった。勿論 数えて受け取り、手元にそのままとも出来ないので 金融機関に預けに行った。ATMに入れて通帳に書き込もうとしたら・・・1万円増えてしまった。お金を出した方も数え、集金した方も数え、預かったおじさんも数えると言う3人の手を経たのにもかかわらず・・全員が札の密着を見逃してしまったという次第である。現在 集金に回った方に連絡も済 お金を返すことを考えている。どちらかと言えば黙っていれば他人には分からないが・・おじさんが猫糞(ねこばば)したことにしたくないだけで・・小心者のおじさんに相応しい。

 先月はバイト先で1万円札の密着により、お金の合計がPOSデータと合わず合計が違っていた。おじさんが出勤した際 再カウントをして問題ないことが確認出来て皆が一安心していた。

 新札が重なると碌なことはない。今回発行された新札は重なった時に紛らわしいことは おじさん自身も体感している。手触りが旧札と異なり平滑度が上がり 滑り易く一方で密着し易いので起きるのだろうが・・お祝いを入れた際に数え間違えた?と何度も感じた。歳と共に手に潤いが無くなって来たことも原因の一つとは思っている。

 新札の材料についてのネタはミツマタがネパールから輸入されていることである。おじさん世代は高知などが産地と覚えていたが、ここでも過疎化と高齢化により生産に支障を来す時代になった。そんな時 救世主となったのがネパールである。日本のNPOが井戸掘り支援に乗り出したとき、現地の山肌に自生するミツマタを見つけた。これらのミツマタの栽培・加工などをネパールの農家に教えて、日本への輸出に繋がったと言う事である。日本は照葉樹林の東端にあり、ネパールと植生が似た環境のためであろう。

 初夏に苗を植えて秋に枝を収穫。数カ月かけて樹皮を蒸して皮をむき、洗浄、乾燥などの処理を行う。冬にネタ(原紙)が出来上がると、ネパールの首都カトマンズに送り、車でインドのコルカタへ運ぶ。そこから船で横浜へ輸送される。要は日本の高齢過疎化した山地の農家の役割をネパールの人々が担ってくれている。日本での製紙は 小田原市近郊の国立印刷局で紙に加工して紙幣用紙が完成する。

 最近はペイペイなどで決済してしまうので、現金を持ち歩かない。財布の中に必ず1万円札1枚は存在するようには勤めているが・・使ってしまうと補充が遅くなる。支払いなどの大半が電子マネーなどで済ませるので、財布自体を支払い時持ち出さないからである。まあ 見栄を張ることなく言えば・・持ってないものを無理して補充することもないと心得ている。

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おじさん

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