連休前に予約していた「帯状疱疹ワクチン 遺伝子組み換えタイプ」シングリックスを接種した。注射後15分ほど待合所にて待機させられた。費用としては通常の生ワクチンなら2500円(1回で終了)があるが、罹患率のグラフを見て・・・80歳になっても接種効果が約90%なので、今やっとけば ほぼ一生大丈夫と思えて、遺伝子組み換えタイプ 6500円×2回(6カ月以下 3カ月以上で再接種)を選択した。2回目は7月初めに予約を入れた。
コロナワクチン同様 接種後は肩が痛くて手が上がらなくなる場合もあると聞いて、左肩に接種して貰った。今晩傷みだすのか?と何かと気にかかりながら・・買い物に行き、散髪予定したりと過ごしている。
朝 電話が有ったりして バタバタとしていたので、病院の前で駐車してマイナカード(保険証)とマスクを忘れたことに気付いて自宅に引き返した。駐車枠入れ時 車が止まると同時に横の車から ご長寿おばさんが飛び出して受付に駆け込んで行った。一人でも順番が遅れるのが嫌だったのだろうが・・朝一からそれだけ走れれば病気の心配などないだろうにと・・笑ってしまった。
ワクチンのタイプ
ワクチンについて少し話を進めると 日本では生ワクチンと不活化ワクチンの2種類が利用されています。生ワクチンは、もともと小児の水痘ワクチンとして用いられていたもので、1回接種です。一方の不活化ワクチンはシングリックスという名前で、通常は間隔をあけて2回接種を行います。先に書いたとおり シングリックスは、50歳以上を対象とした厳密な臨床試験で、接種後4年間の帯状疱疹予防効果は97.1%、接種後10年間のフォローアップ研究では89.0%の予防効果が認められています。生ワクチンは50歳以上でワクチンを接種した人と、接種していない人をフォローアップしたアメリカでの研究では、接種後1年以内は65%前後、3年後は40%程度の予防効果が報告されています。
ワクチンの副反応には シングリックスに関する厳密な臨床試験のデータでは、接種した局所の痛みや腫れなどの症状が、ワクチン群では80.8%、プラセボ群では11.7%認められました。筋肉痛や疲労、発熱などの全身性の症状は、それぞれ64.8%と29.1%、重篤な有害事象は12.8%、13.3%でした。全身性の症状は、3日ほどの経過で日常生活に問題のないレベルに低下していたとされています。
ワクチン接種は実費請求ですから 貧乏なおじさんは 市などからの公費補助がある場合に接種するのに限ると思っています。今年度から2029年度までは経過措置として、65歳以上で70歳、75歳……と5歳刻みの年齢に該当する人は、100歳まで公費の補助で接種することができます。しかし2030年度からは65歳のみで、それ以外の年齢の人は自費の接種となります。従っておじさんは今年度を逃せば・・以降は自費での接種しか出来なくなります。 シングリックスは2回接種で4万〜5万円が目安となるようで、現在受け取ったガイドで6500円(公費補助あり)ですから格安となります。高いと感じる方が多いかもしれませんが、これで約10年以上予防効果が続くことを考えると、年間4000〜5000円 月々にすればワンコイン以下です。奥さんが公的補助のある年齢で接種可能ですので、奥さんに話してみましたが・・6500円に心が引っかかるようです。基本 病気は罹る前に対処するのが良いのですが・・普段が元気なので感覚が少し違うようです。