九条ネギの種も蒔いてみたのだが、屋外ではなく部屋の中で12個のポットに分けて蒔いた。去年の反省を込めて・・九条ネギをツボ植えとし、奥さんが採り入れる際にスコップで簡単に掘り起こしが出来るようにする為である。それにネギは発芽が簡単に行く場合と行かない場合があり、それは天候による要素が大きいと考えている。今の季節 3月は結構雨が降るので、表層に新聞紙などで保湿をはかってやるのだが、家の中なら雨もなく、ポットをまとめたケースに被せておくだけなので管理しやすい。積算温度もそれなりに確保できるので、早めに種蒔きしても大丈夫である。

温室などがあれば良いのだが・・家の中なら何とかなると数年前から始めた。ついでにという訳ではないが、今回もズキーニも4ポット種蒔きして窓際に置いた。発芽率の記載を読んで 2ポットには2粒2ポットには1粒で種を蒔いた。スペースの関係で植えるのは3~4ポットまでと思っているのだが、もう少し立てば ホームセンターに黄色のものが出て来ると思い、それを購入して都合4本としたい。強風・浸水など昨年並みに家庭菜園に来襲すると、秋までは持たず 途中でダメになるかも知れない。何せズキーニはカボチャ同様スペースを取る。
週明けになれば トウモロコシも種蒔きしたい。既に植え付け用ポット12個の準備は終わっているので、現在はタイミングを見ているだけである。孫が好きなので 奥さんはほぼ1年中 冷凍庫に冷凍して保存している。お馬鹿なジイは 今回種蒔き予定の次に蒔くトウモロコシ種も 既に買ってきている。
冷凍で思い出したのだが・・一昨日 奧さんからワケギを2束ほど抜いて来てと言うことであった。雨も止み 帰宅時間も早く明るかったので、前作のコマツナ・ホウレンソウの後を片付け 再度畝作りをと 鍬で耕した。ついでと言うことで抜いて渡すと・・生で冷凍と茹でて冷凍のテストをすると言う。ワケギもしばらく経てば花芽が出て来るものもあり、硬くなり食べるのに適さなくなる。時期的には今が最適なのだろうが・・ワケギが好物でもないので、そこまでしなくてもと思っている。量が取れ、自分の懐が痛まないと分かれば・・何でもやってみようとする奧さんである。
今の季節 ミズナも突然花芽が出て来て、「三日見ぬ間の桜」同様に激変していく。季節を追いかけながら種を蒔き、夏野菜へのモデルチェンジしていく。短時間で育てて 葉物野菜を味わう。少ない面積で 食べる量に合わせて家庭菜園を維持していく。間もなく 虫が出て来て食い荒らし、草が抜いても抜いてもと 難儀な季節となる。今年は暑さに負けず維持できるか・・それが今年の課題である。農薬を使用しないあるいは最低限を目標とすれば・・仕方がないことである。
春の野菜作り 例えれば・・
カラスと権兵衛のような関係である。

追 記
3月29日 今朝の見回り時に根元に数か所「坊さん」が出ていました。これで我が家のネギも モリモリ食べるシーズンが終わりました。ネギが硬くなるので仕方がないことです。それでも毎年恒例の種蒔きしたネギが大きくなり出しました。勿論坊さんの出て来たネギは 坊さんを収穫後乾燥し 来年春に蒔く種を取ります。

そして坊さんの無くなったネギは 幾分乾燥させた後 株分けして埋め戻し、今年の秋冬に備えます。こうして 毎年繰り返して来た家庭菜園の循環が引き継がれていきます。