最近バイト先の冷蔵庫に、納豆・卵・カット野菜が冷蔵庫の中にあるのが目立ち始めた。子供の大学進学に伴う金策の一つなのか?そうした覚悟なのか?店長が事務所内で納豆生活を始めたようである。
以前書いたように 子供が地元外の大学に行くと仕送りする金額で言えば、学費を考えれば最低 新卒者の給料程が必要となる。子供もバイトして親の負担を軽減するのであろうが・・親子して努力するしかない。気合いも分かるが 基本食事をおろそかにして、体を壊しては問題外である。そんな時 今まで見て体験して来たことなので、カレー生活・納豆生活など 単品メインで済ます食事の弊害は大きいと理解している。
経験して来た事から このタイプの食事を長期間連続して続けることは良くない。体調・体力・抵抗力が落ちるのである。人間は雑食性の動物であり、微量な必須元素を体に採り入れるには 食べる食品のバリエーションが広がらないといけない。例えば 近日の葉物野菜などの高騰なので・・モヤシ・キノコなど価格の変わらないものと安い肉を組み合わせ食べる節約料理などが増え過ぎると・・奥さんが上手く調理すれば、同じように美味しく 満足は出来るが・・栄養的には偏って行く。
大きく食生活のバランスは崩さないが、続ければそれなりの結果が出て来る。ラーメンを365日食べ続けたラーメン好事家の話もあるが・・ラーメンには多くの調味料などが含まれており、そのため塩分摂取量が増える。 高塩分の摂取は高血圧や心血管疾患のリスクを高める可能性があります。 ラーメンのスープや具材には脂肪が多く含まれていることがあります。 過剰な脂肪摂取は肥満や動脈硬化のリスクを増加させる可能性もあります。若いうちは体の順応性が高いので何とかバランスを取れるが、年齢を経ると無理が体に出て来る。
例えば 醤油ラーメン・味噌ラーメン・塩ラーメンの1杯当たりのカロリーは、500~800キロカロリーほどであり、成人の1食分のカロリーとしては決して高くはない。糖質も50~70グラムであり、飛びぬけて高いどころか ほぼ理想的な糖質量だと言えます。豚骨ラーメンは脂質量が多いため、比例してカロリーも高くなってしまう傾向にありますが・・すぐに肥満や体への悪影響へと直結する値だとは言えない。
ラーメンの種類にもよるが、多くのラーメンには1杯に5グラム以上の塩分が含まれている。日本人の1日の塩分摂取量の目安が7グラム前後であることを考えると、ラーメン1杯だけで1日の塩分摂取量近い量を摂取してしまう。最低限 スープを全て飲まない、野菜をトッピングするなど 一日の食事をトータルに考えるなどして、バランスを取ることを考えることが大事である。
おじさんの同級生を長年見て来た結果、何が好き何が嫌いと言っていた奴の8割がたは体を壊し、入院するなどした。逆に奥さんからキュウリ・キャベツなどを嫌い、それでは子供に示しがつかないと脅され、強制的に取らされていたものは・・大過なく過ごしている。食生活は 健康な老人となる第一歩である。
何ごとも 過ぎるのは良くない