ミズナ・ナバナ・サニーレタスなどは 過去にタネを蒔いたがどうしても種が余ってしまい、口を折って保管しているものが沢山ある。発芽率などが悪くなるため使わず 翌年はまた新たなタネを買ってきて蒔くためである。ナバナなど古くなったタネを 今秋は畑に直接まいて発芽したものを苗として育てようと思っている。
ゴボウ・ニンジンなどもあるが、抜けば苗と出来ないので スペースに空きと言うか余裕を作って蒔きたい。ところがタネを蒔く際にある程度近接していないと、苗として成長しだすと間隔が空いていると成長が遅く枯れ易い。密植している方が競争があり、成長が早いようである。生命と言うのは ある意味残酷なことだが、競争の中に置かれた方が 進化・成長が早くなるようである。経験上 勉強でも運動でも仕事でも 進学校に進むあるいはメンバーに恵まれると、勉強が出来たり上手くなるのが早いのと同じである。
おじさん心情的に「間引く」ことが苦手である。せっかく目を出し それぞれが力一杯頑張っているようで、そこに間引きを入れる。抜いたものを再度植えられればストレスも違うが・・。先のゴボウ・ニンジン・ダイコンのような根菜は再度植え戻せない。葉物野菜はある程度成長すれば間引いたものを苗として使えるので、間引くものを最小限になるようには例年務めている。
しかし 間引きしないと狭い間でお互いが 太陽の光を求めて競り合うのでひょろひょろした苗になり易い。間引きも避けられないことが 栽培してみれば悟る。
現在 ピーマン・ナスなどは季節外れとなって来たが、頑張って実をつけてくれることもあり、そのままである。今年の夏に暑くて畑作業をさぼったのだが、草むらから救い出した途端に再度頑張ってくれている。それ故 抜くのも忍び難い。
そんな事情で 一つの畝に分割してミズナ・ナバナ・サニーレタスを植えている。タネが古いので発芽が上手く出来るか否かは分からない。上手く苗取りまで出来ればピーマン・ナスの跡地に植えてやりたい。
そら豆も植えて3日程になるが、自家取りのタネなので発芽が心配で待ち望んでいる。先輩から譲り受けたソラマメと従来から家で作って来たソラマメであり、各々12ポットずつ苗を作っている。本日ソラマメのお尻が出て来たので、土を足すなどした。その際土から出ている部分が二つに割れていたので、オハグロ側に発芽あるいは根が出て来たようである。本には植え付け後1週間ほどで発芽とあるが、我が家ではそれ以上になることが多い。
昨日の大雨もあり、タカナ・ダイコンの幼葉が痛めつけられている・・やはり自然の中でどうにか大きくなろうとしているようでもあり、幼いと言えども 心強い。