昨日は子供の結婚式で・・30年ぶりの東京に行き・・帰って来た。梅雨空のため行きは遅れ等なかったが、帰りは飛行機が飛んで来ないので飛行機が飛ぶの飛ばない。挙句の果てには出発ロビーの変更などいろいろあったが無事 高松空港に帰ってこれた。そんな訳で昨日のブログは休ませていただいた。
最近は 航空機他 スマホなどでの予約・決済・変更など多くのことがあり、子供に助けられた。基本は変わらないの恐れることもないのだが、奥さんはすぐ子供に連絡・相談しようとする。おじさんは子供に頼らない・負担を掛けないのを判断の基準にしているので、奥さんには連絡しなくてよいと言ったが・・言う事を聞かない。もう少し素直な奥さんを貰って置けば・・と昔から・・何度思い後悔したことか! そうは言いながらも 奥さんとは取り敢えず 約40年無理をしながら・我慢しながら 相棒としてやってきた。子供が結婚したいと言ってきたので、ベストパートナーを選んだと思っている。子供にも新しい家族がおり、頼りない親であるが、おじさん達が負担を掛けないようにと思っている。
さて 奥さんのことなど正面から書くのは木っ端恥ずかしいので、仕事にかこつけて書いていく。
おじさん仕事をしようと思うとき 相棒(パートナーとは少し違う)の有無が事業を開始する際に大事なことと思う。おじさん 消防設備士の資格を持っており、火災報知機関係のみ所持していない。相棒に電気関係に詳しいのがいれば、設備工事会社を設立出来る。後は営業先が有るか否か 開拓できるかが問題となる。
設計仕事を休業する頃 知人の電気工事屋をやっているのがいたので、組んで仕事が出来ないか相談しようとしたが・・難しいことが分かった。彼も子供の仕事を手伝う状況になったと理解できたからである。皆同じである 電気屋さんも子供一人だけではどうしても無理がある。相棒がいないと動けない。
電気屋もそうだが水道屋の知人など設備屋も同じである。水道屋の知人は香川県の水道全体が 市町村を離れ 県事業に集約される流れを見て、息子への代替わりを止めた。・・・かといって50代なので 水道屋は止められない。他業者と協業体制をメインにした。また経験者で 大手企業を定年退職した方を雇用して 週2日ほどの手伝いを受け しのいでいる。先日 ばあ様のトイレの洗面台を交換して貰ったが、傷をつけないためには 洗面台一つの持ち運びもひとりでは出来ない。その際 相棒の顔を見てこれまた知人だったので驚いた。
設計についても同様で 体調管理が崩れた時に代行してくれる相棒あるいはアシスタントが必要となる。
独立しようと思うなら相棒を見つけておかないといけない。一人の人間だけで こなせる仕事は多くはない。例えば不動産屋なども年金でベースを確保しながら 留守電転送利用で仕事は年寄り一人で出来る。しかし平日夜・休日などの来客が多く直接案内などの場合には制限を受ける。それでも業態を土地・賃貸など一定方向に決めれば 時間調整などは幾分容易になるが・・矢張り相棒がいることが望ましい。
しかし 今の時代は田舎の不動産価格にとっては 右肩下がりの時代であり、売り買いどちらからも「こんなはずじゃ」「売り切れないのか?」との意見を受けると判断し、相棒を見つけることなく 再開業しなかった。
不動産では多くの方は 長期のローンを使う。そしてローン支払い30年は長く厳しい。15年ほど前に不動産の分譲をしていた頃 知人が分譲物件を買ってくれたが、8年ほど前に急死した。幸い住宅ローンの団信特約があり ローン清算・家などは家族の名義になった。近場のうどん屋さんに食べに行ったところ、「○○のおっちゃん 来てくれてありがとう」と店員から声を掛けられた。誰だったかと考えていると 亡くなった知人の二男と分かり安堵した。これで知人の家族一同に変わりないことの確認が出来た。不幸はあったが 無事世代をつなげるお世話が出来たと内心喜んだ。
時と人が変わることで評価が大きく変わることをあらためて思った。下手すりゃ 奥さん子供から言われなき批判を浴びたかもしれなかったと改めて思った。
人間タラレバが加わり判断するし、経過を知らず想像して批判を浴びる可能性は高い。おじさんは 子供も全員 学校を卒業して就職・結婚して家を出ている。ここは将来悪評が立たないように大人しく生きていくことが、家族・子供にとって一番良いと思って歩いている。
チョット ズレたかな?