昨日奥さんが「ニンジン切ってみて」と言ってきたので、ニンジンを切ろうとすると芯に当たる感じである。とう立ちし出したようである。抜く際には目立たず何本かまとめて抜いたので分からなかったが・・これは急ぎ全て抜いて貯蔵しなければいけない。五寸ニンジンとそのそばに植えているキャベツも時期とすれば危ない。夏に近づくと野菜にはとう立ちが起きるので野菜などを育てにくくなる。逆に 金時ニンジンなどは7月にタネ蒔きして、正月頃収穫する。その為 金時ニンジンのタネ取り用畑などでは今が花盛りである。
子供の頃から 金時にんじんのタネ採りも見ているので、瞬間タネ採りも可能と頭に浮かぶ。しかし 100円ショップで2袋100円のタネなのに まだ1袋残っている。手間など考えれば・・あほらしいと判断した。知的好奇心は子供の頃から 畑の風景を見ているので・・始める前から スポイルされている。
一昨日 全て抜こうと 朝起床したが・・大雨であった。最初からくじかれてしまった。それでもキュウリ・ズキーニなどは 雨の後収穫しないと 大きく成り過ぎるので小雨になるのを待って飛び出して収穫をする。またズキーニは花が咲いているので 人工授粉させる。畑の中で長靴がズボズボ沈み込む。ついでと言っては何だが・・ナスも太る前の状態で漬物適期と判断して10個ほど収穫した。太るまで待っていると 湿度も高いので虫とナメクジなどの被害を受けそうとの判断である。ちょうどぬか漬けには良いサイズと思った。これが家庭菜園の良いところである。好きなサイズで躊躇なく収穫して食べることが出来る。
オクラも実をつけているが、成長優先と小さい状態で切り落とした。今年は紫と言うか赤いオクラを2本育てている。後2本は在来の緑である。食べる前に茹でれば恐らく緑に戻る。アスパラ同様である。オクラは毎年10月ころまでは余裕で育ち実をつける。結果 毎日オクラが食卓に出ることになるので、今年はトータル4本で始めた。ダメかなと思えば、今月内に種蒔きすれば大丈夫である。
取り敢えず 畑作業は週末の天気次第での仕事である。「ダイエットは明日から」が似合うおじさんであり・・「自分にやさしく」が基本にある。
トウモロコシ
先日の試し取りが未熟過ぎたので、本日も雨降りだが トウモロコシの「もみもみチェック」は欠かせない。先日の未熟だった原因はコガネムシが 付近に取りついていたので、襲来を受ける前にと思い・・大丈夫だろうと判断したが実がパンパンではなかった。ひげはほぼ枯れていても パンパンに熟しているとも限らない。早取り・お試しが過ぎれば・・本数がないだけに悲しい。ひげが出て60日程との意見も散見するがこれも絶対ではない。今年も「もみもみチェック」となっている次第である。ひげのなんとなく先が乾いた雰囲気で、先端の皮の下1枚下が緑色がいい様であるが・・ジャストミートは3日以内しかない。これを超えるとトウモロコシの直線的並びが乱れてしまい 糖度も落ちてくる。
スイカも同様であり 最後は顔というかスイカのツル側のへこみ具合、お尻の着色、打音そして孫蔓枯れなど・・総合での判断となる。日数・場数を踏んでもなかなか難しい。
今年は暑さが早く来たためか 1苗に2本目どころか3本・4本目の実がついて3本・4本目は雄花と雌花がドッキングしたものまで現れた。これらがコガネムシなどの害虫引き受け手になって 1苗 良品2本に期待している。発生原因としては 晴天と土の養分に恵まれた結果ではある。甘いものを採ろうと 半端なく鶏糞などの有機肥料を投入したことは 少し反省中である。
もちろん次の苗は準備が終わっているので、週末の天候しだいで次が始まる。畝立てが週末出来ればポット苗を植え付ける。ニンジン・キャベツの畝も空くので・・さあそちらには 何を植えようかと迷い出した。連作障害とコストを考えながら・・農業法人を経営してるわけではないが・・ツイツイやってしまう。このあたりが 性格である「凝り性」の本領発揮かもしれない。