九州が梅雨入りしたとの報道を聞きながら 間もなく四国にも訪れたとのこと・・鬱陶しい。

 朝一曇り空の下 日差しがない分 畑作業がはかどる。ゴボウは初めてなのだが、畝の高さを高めにしないといけないようなので、位置をジャガイモ後作から別のところに変えることにした。ジャガイモの後は周囲の長くなった草を除き、しばらく日光消毒と思っている。

 隣のスペースは地這キュウリ用に耕してマルチを被せた。一方 ポットの中では無事発芽したので、外に出して苗の軸だけ伸びる徒長を防ぐようにした。このまま順調にいけば・・と考えている。

 普通どおりのキュウリのネット仕立てでは 本体の成長を助けるため早取りしていたが、通常通りの大きさのもの収穫に変えた。これからドンドン取り入れ出来き 奥さんが悲鳴を上げることになる。根元近くに脇芽が出て来て実をつけだした。漫然とそのままにすれば足元の通気が悪くなって病気になる可能性があるので、1個収穫で伸ばすのを止める方針とした。梅雨が始まると下にマルチを敷いていないので泥跳ねで下回りが汚れる。そんな傾向を続ければ 病気発生の原因にもなる。

 ナスも大きく成り 親指ほどの実をたくさん付け出した。「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない」というが、格言の通りである。こうなれば化成肥料を足元に蒔いて・・・水を掛ければオーバーフローしながら 実際に蒔きたい畝間に及ぶ。雨が降れば降るほど肥料が効いてくる。

 ことはついでに・・性格なのか トウモロコシ・キュウリ・カボチャ・ズキーニ・サトイモなど全体に化成肥料を蒔く。余計かな?と思いながらもやっていく。8-8-8と呼ばれる一般的な化成肥料である。元肥は鶏糞・牛糞などの有機肥料を十分に入れているが、これだけではシーズン終了まで支えられないので、化成肥料が必要となる。また苦土つまりマグネシウム欠乏も発生して、ナスの葉が黄変することもあるので補填する。遅効性と即効性 仕事などではケースごとに考えないといけないが、植物も同じである。

 雑草は抜いているのに チョット根が地面に接していると、雨の後には復活してくる。畝の肩に置いた抜いた草が キッチリ青々と復活している。どうにかならないのか?マルチを止め 地球にやさしく生きるのは苦労が絶えないようである。

九条ネギ

 先日 九条ネギ苗の四分の一を移植したのが落ち着いたようなので、肥料を蒔き 冬に太めの鍋用ネギとなるように計画している。土壁に沿って斜め植えしていた苗が だんだん直立もしだした。

 昔からの品種である九条ネギの良いところは 発芽後小分けにして 植え方で用途別に育てることが出来ることである。元が「坊さん」からタネを取り 今年初めに蒔いて作った苗なので 好きにやれる。また古い株には新たな「坊さん」が出来ているのだが・・今年蒔いた量が多すぎて・・当然苗が多すぎるので、今シーズンは種取りまでは行っていない。ソラマメの種取りに合わせて取り入れ予定であるが・・晴天の日数にもよるので、タネが散り落ちてるかもしれない。自然のままに蒔かれると 発芽は悪くなるので・・勝手に生えてくれることはめったにない。作物というものは 人間の作って来た歴史と絡み合っていると感じる事柄でもある。

 九条ネギの四分の一は苗間3cmで植えて鍋用のネギを作り、残った四分の一の苗は近接させて中ぐらいの太さを さらに残った半分は坪植えにして 葉ネギ・万能ネギほどに制限して育ている。余れば 来年用の苗として使うことが出来る。

 ネギの育て方が大体分かったので タマネギ苗生産も大丈夫かと思うが、移植タイミングに合わせた経験がないので、時間があればとは考えている。失敗を重ねながらも挑戦するのもありかもしれない。おじさん 常にチャレンジャーでありたいタイプなので、研究成果によっては タマネギの苗作りも始めるかもしれない。

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です