最近楽しみなことが増えた。実に単純なことであるのだが、孫の一人が幼稚園で保護者に送信される連絡メールでの集合的写真で・・100%近くカメラに目線を向けず勝手なことをしていることである。目の前のことなど何に夢中なのかどうかはわからないが、カメラを向けられても自由であることが良い。
親からカメラを向けられるとひょうきんな顔もしばしばしている。また最近はポージングを取るようになったようで・・無難に成長しているようであり・・良い。
本人に確認していないので 理由はなぜかはわからないのだが・・他人の目を気にすることなく行動できる素質がありそうで、これからの時代にふさわしいと思っている。工場などで一作業員などになるなら、協調性・全体の中の一人という感性が優先するが、一人でやることはあまり求められない。しかし時代を考えれば工場内での仕事も減ってくる。
好き勝手行動出来ることは 面白いこと・楽しいことへの集中に通じ、ユニークなソフト開発などの仕事をしたい場合は大事な素質・感性である。単純に考えても 一人で楽しいことを考え・思い付くだけで、仕事が出来て 御飯が食べられるかという問題もある。親がお金を持っており 一生暮らすのに困らないのであれば 継続していけるが、「いつまでも有ると思うな 親と金」の通りが世間の普通である。おじさんに似合わずしっかりした子供のことなので、ある程度は孫に貯めてやるであろうが・・それ以上は無理である。
才能とお金 それらをお互いに補完し合えるのが 近親者・友人・パートナーなどである。人間は一人だけで大きなことをなすことはまれであり、難しい。やはり研究であれ 開発であれ時間というタイムラグ・継続を必要とする。継続する時間を作り出し、お互いが助け合える人間が周囲に必要である。またアイデアなどが出てくるのは、異なった目線からの見解を交わすことによる着想の変化など まわりの人間と行動できる要素がなければ成長できない。
才能が多少あっても一人だけではどうにもならない。人はライバル・パトロンなどがいて成長できる。現在将棋の藤井聡太7冠が 富士山のごとく独立峰となったようであるが、今では若手ライバルが研究・研鑽してその地位を脅かしだした。何処まで彼らが関係しあい 高みに上っていくのを楽しく見ている。
孫の写真を見ながら 成長により変わりだしたことを感じて、考えてしまった。孫がうまく育ってよき友に恵まれることを望んで止まない。勿論 親が親なので トンビが鷹になるようなこともあるまいが、普通に社会の変化に合わせて育っていけと思っている。
イーロン・マスク
おじさんは 正直イーロンマスクが嫌いである。あまりにカリスマ的であり、我儘なところが嫌いである。人の迷惑顧みずという言葉がぴったり合う人間と思っている。
ロケット開発で4回目で成功したとしているが、そのセンスというかやり方が いただけない。打ち上げ失敗しても時間と金ををかけるより 取り敢えず修正して打ち上げる方が、効率的・マシとの思想がいただけない。また低軌道にネット用 つまりスターリンクの衛星を大量にばらまいていく。
行動全体が先行者利益を独占したいということに凝り固まっているようで無理が過ぎる。失敗したロケットの検証不足での再発射 下手すりゃ宇宙ゴミの大量生産するのと同じである。先ずはない仮定話となるが、おじさんが彼のように巨万の富を成し 彼と話し合える時が来ても、友にはなれないと思っている。
アメリカ人は彼のようなフロンティア・ハッタリが好きなんだろうなと思いながら見ている。そして 余り友に恵まれる人生は送れないのだろうと思っている。テスラも先行者であろうとし過ぎて・・基礎をいい加減にしている部分などが 徐々に明らかになって来て、将来はどうなんだろうと思っている。
まあ ファンも多い方とは思いますが・・以上おじさんの私見ですので・・悪しからず!お許しください。一度成り上がったら潰れないのか? まあ ジジイの戯言です。