ここ数日 後期高齢者介護保険の負担増加についての記事を読んだが、大方の負担は500円以下であり 最高で750円である。騒ぎ立てるレベルではないと思ってしまった。おじさん 「後期」にはまだ70歳前なので届かない。しかし負担増加を受忍してもいいじゃないかと思っている。現状から言えば 文句など無しで払う。国民健康保険料を負担しなくて良いのだから・・これほど楽なことはない。

 おじさん 月に一度はかかりつけ医に受診して投薬を受けるのであるが、その費用は5000円以上である。それに かかりつけ医にしか おじさんは受診していないが、バイトもしてるので 国民健康保険・介護保険の負担も多く、総合的に見れば 月2万円は軽く超える。なお 国民健康保険を加えるのは 後期高齢者は75歳から介護保険のみしか負担しなくて良いことを考えれば、考え方としては 妥当なことと思う。

 かかりつけ医の待合室で声が掛かり、ご近所の後期高齢者の方が薬代と診察代を払う金額が聞こえてくるので聞いていると、おじさんとは桁が違う。大半の支払いが「ワンコイン」以下の金額なのである。正直 安いと感じる。

 また後期高齢者の年金も おじさん達とは計算式が異なり、最初から多目になる様に計算される。国民年金では違わないが、厚生年金でいえば 最初から1万円ほど75歳過ぎの方が多くなる計算式である。

 全体の傾向としては多くの年金を受け取りながら、安い医療費しか支払っていないのが後期高齢者と思っている。年金が少ない方もある話なので・・大局的に考えれば、致し方のない話と思っている。現役世代の負担を減らし、子育てに回す意味でも 多少の負担が増えることを高齢者は受忍しなければいけない。世代を超えて支え合うのが社会保険制度と割り切ることが必要である。

 書いた記者 取材された経済ジャーナリストの荻原博子氏も、重箱の隅を突っつき過ぎて 重箱を壊してしまう議論をしている自覚がないのか?とおじさんは思っている。それとも取材された経済ジャーナリストは記者の責任逃れのための保険?・・まあしょうもない事しか書いてない。

ほどがある

 スタートから 「不公平にも程がある! 75歳以上「月750円」負担の非情、問題だらけの子育て支援金」・・日本版夕刊タブロイド紙の記事であり、仕方がないのかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2eceaa4559a26e6ef782d5d36306dc48403bb12d

 以下一部抜粋

 後期高齢者医療制度の場合、1人あたりの負担増は年収180万円が月200円、年収200万円が同350円、年収250万円が同550円、年収300万円が同750円。一方、被用者保険は年収400万円で650円、国保は同550円。後期高齢者の方が被用者保険や国保に比べ、明らかに負担が重いのだ。

 しょうもない記事と思いながらまとめると 相対性を突いた議論に終始して 見かけで判断している。保険制度など全体を俯瞰して考えなければ不平等の実態などわからない。アホさにも「ほどがある」と思いを新たにした記事でもあった。70歳前のジジイが考えてもおかしいと分かる。

 そういえば「総論賛成 各論反対」というのがこれに当たるのかな?いや もっとアホやとしか思えない。「事件は現場で起きている」とも思ったが、記者が世間を見て取材してなければこんなものか? こんな上っ面だけで流れる世の中が・・心配になる。

投稿者

おじさん

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