道路に走行中のEVにワイヤレス充電を可能とする世界初の実証実験用道路400mの建設がされているとの記事を読んだ。ワイヤレス充電 おじさんもスマホの充電に使っている。車両の通過時間と磁場で たかが400mでどれほどの充電を出来るのかとも思ってしまった。発生させる磁場の強さなどによると思うが、設備としてはあまりにも初期段階と思ってしまう。

https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%88%9D%E3%81%AE-%E8%B5%B0%E8%A1%8C%E4%B8%AD%E3%81%ABev%E3%82%92%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AC%E3%82%B9%E5%85%85%E9%9B%BB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF-%E3%81%8C%E3%81%BE%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8F%E8%AA%95%E7%94%9F/ar-BB1leihx?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=9fb84e09e58e406eb65b67d2270e0e51&ei=177

 道路上にレールを設けるスウェーデンも電極を道路に埋め込んだ「電気道路」を世界で初めて公道へ導入しようとしています。まだまだ過渡期の技術なので見守りたいと思います。

スウェーデンのレール式

 日本では地下鉄銀座線が通常の架線型と違い線路側部にレールを設け給電しています。その為 銀座線での事故の際 乗客避難での線路内歩行は一定の制限を設けているようです。またワイヤレス充電などの強磁界での心臓ペースメーカー誤動作などのことを考えると、人が道路上に立つ際には 一定の注意が必要と思っています。従って道路上で人をどう保護するかも、課題となります。

 基本的に現況技術ではレール式・磁場式しかないように思いますので、事故などで車外に出る場合の対策などは まだまだ先のことになると思います。また 充電する際の使用電力の請求・支払いなど 社会の決済システムあるいはインフラとの親和も図らないといけなくなります。道路を掘り返して充電システムを設置する時間も工事も 膨大な設備投資となりますので資材も大変かと思っています。全国の道路にそれだけの資材を用意 施工するのも大変と思います。恐らくおじさんが この世をおさらばするまでには まとまったエリアに拡大するところまでは 出来ないと思います。それでも一歩一歩進めてより良い社会インフラを作って頂きたいと思います。

 こう言うことを考えているとNTTの電話回線に思いいたります。全国に国の補助でメタル(銅)回線をを巡らせたが、高速通信に伴う技術の進歩があり、光回線への更新がほぼ終わった。既存のメタル配線の廃止と既存の電話などの取り扱いは今年終了する予定で進んでいる。

 おじさん家(ち)も固定電話とネット回線用の光回線を引いているが、どうするべきかについては悩んでいる。基本的には廃止されるのではなく、2024年1月1日以降、IP(Internet Protocol)網と呼ばれる通信に移行する予定なので廃止せず置いている。 移行といっても電話番号が変わることはなく、固定電話も通常通り使用できます。 基本料金も変更されませんが、通話料金は全国一律9.35円/3分となります。

 おじさん要望があるのだが、地震などで給電が無くなった場合も非常電話として機能出来るか否かである。古いアナログ電話も納屋にあるので いざと言う時もブリッジ回路が昔ながらに機能して、電源なしで電話通話できれば・・無理と分かりながらも・・美味しいと思っている。IP電話なら今も事務所で使っているので初期の頃のノイズだらけから進歩しているのは分かっているが・・自宅電話は割り切っていない状態である。地域全体でIP電話の話が具体化してからの対応と思っている。

 現在の電話位置に合わせて 再度専用線を敷設しないといけなくなるのも億劫である。数年前 電話機の更新移設を行い、線が見えないようにパーテーション用食器棚の引き出しの裏で線を繋いだ。ルートを考えてみるが、次回は床下を使って通線しないと、線がむき出しとなると見込んでいる。NTTが屋外の既存取合位置まで持って来てくれればよいのだが、工事の概要も判らないので不安もある。

 同じようなことがEV社会でも起きるのだろうと想定はしている。電話と違い桁違いに高額な車と給電システムなので、選択ミスは高くつくと思っている。まあ おじさんは自身の寿命から 無縁だとは承知している。

投稿者

おじさん

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