老後は収入が年金とバイトとなるので・・やはり節約が大事と思う。しかし節約しながら一寸余裕が出来れば、孫・子にイチゴなどを送るなどしてしまう。生来の楽天的性格・適当さをさらけ出して、自然・素直なまま暮らしている。
もちろん 家庭での節約の王道は 電化住宅の持ち家(おじさんち)なので電気・水道に集約される。それに若い頃は 学資・生命保険他があったが・・今さら子供の生活・いくすえ 心配することもないので、最低限のみとなっている。
奥さんの努力が最も節約に現れるが、おじさんとて細かい節水・節電などは忘れない。ばあ様も分かっているが・・エアコンかけながらドアが半開き、ベットでテレビを見ながら布団を下半身に掛けているなど、意味不明な行動もたまに見る・・しかし先ずは 気合いである。
「時間もほとんど自由自在」お金だけがウイークポイントと思えるが、贅沢な暮らしさえしなければ・・家庭菜園で野菜を作り、奥さんの努力もあり年金でなんとか暮らせている。ある意味 最強なのでは!と思うこともある。バイトで幾らか稼ぎ 生活に少しでも潤いがあれば良いと思い暮らしている。孫にイチゴを送ってやるのも「うるおい」あるいは「自己満足」かもしれない。
最低限の事柄は保障されているので、現役時代よりも ある意味心配は少なく幸せである。しかし 孫・子に負の遺産を残す可能性があれば避けることにしている。
例えば 現行3月までの制度である持続化給付金を貰って 保証協会に半分を突っ込めば、持ち出し無しで 不動産屋を開業できる。返済する必要もないし、廃業した際は供託した補償金は保証協会から返還される。事務所と机そして応接設備があれば出来るので・・・事務所をそのまま使える。そんな状況では自己資金も必要ない。
現行の社会制度には 些細な疑問が付きつつ・・美味しいネタはたまにある。しかし老い先短い年寄りが、出しゃばっていくこともないと思っている。人様の命から優先順位何番目と思われる不動産他に向き合うには歳が行き過ぎた。父がおじさんの今の年齢では亡くなっていたので、仕事の残務が多く残っていた。誰しも 若い子がバイクにノーヘルで乗っているのを見て・・ダメじゃないかと思うが・・ご本人たちは下手すれば 死ぬとは思っていない。老いも若きも 一緒である。
この先 うまくいってもいかなくても、お迎えは勝手にやって来る。ストレス貯めて 死に急ぐことなんぞしたくもない。お金より ささやかな楽しみを見つけて・・ハマるのがありかなと思っている。
現在の心配で頭をよぎる最大の不安は 「長生きリスク」である。
長生きリスク
長生きリスクを考えると 高齢に伴うアルツハイマーなどの認知症・ボケが挙げられる。奥さんがボケても世話しきれずという事態も発生する。おじさんに起こったとしても同じである。ばあ様のボケでは2人いるので何とかなる。
ばあ様一人なら 本人と夫婦二人の年金で 施設に入れる費用の捻出はできる。だが夫婦どちらかの場合は難しい・・・そうなると施設に入れるのは無理が出て来る。地域などで変化するが、月の介護での負担金は10万円から15万円が相場である。もちろん日本は広いので さらに贅沢なものも存在するが・・おじさんには無理・無縁である。
標準的な夫婦であり・・統計通り夫婦2人の合算年金は22万円位(おじさん 奥さんの年金額訊ねたことなし)とすれば、残された側の生活は7万円程度となる。(なお 健康保険・介護保険などが引かれるので実際の金額は5万円あればいいところである)
数字を見ただけで苦労が見えているので・・おじさんは ボケる前にピンピンコロリが良いと思っている。 逆に言えば 夫婦二人でボケず、元気・健康であれば・・長生きするのも楽しくて良い!と思っている。