昨日 奥さんが自家野菜を使って夕食に鍋を作った。ハクサイは結球しなかったものを諦めて収穫したものであり、残りの九条ネギ、シュンギク・ダイコンも家庭菜園で収穫したものを使用していた。もちろん 月末の寄せ鍋なのか 冷蔵庫の残り物レベルの中途半端な量と各種の肉類が入っていた。最後に投入し奥さんが披露話したのは 買って来たばかりの「ほぼカニ」である。

 奥さんの努力・知恵と力量で 貧しい年金生活でも美味しいものを頂けることに感謝は先に書いて置く。バカボンパパの様に・・感謝なのだ!・・とは最低伝えたい。  

 今日は「ほぼカニ鍋」と奥さんは言っていたが、どう見ても冷蔵庫に入った残り物で作った寄せ鍋であった。鍋を開けると カニの香りがして・・プチ贅沢さも極まると思った。それなら「ほぼタラバ」までも入れてみたいと思うのが、おじさんのパターンである。

 この寄せ鍋 野菜・肉類(牛・鳥・豚)そして「ほぼカニ」と具材が少量多種であり、味の深みなども空前絶後とまでは行かないが、非常に美味しく食も進んだ。しかし如何せん 時間が経つとほぼカニが水太りというか出汁太りになり、最後の方ではただの伸びた蒲鉾になった。短時間の煮込みなら耐え得るのでイケると思いました。

 ヤッパリ 本ズワイが食べたいと思うのはおじさんだけでしょうか?煮詰まっても甲羅・殻から美味しいうま味が出て来るので・・ほぼカニ 食べる手間は掛からないが・・知ってるだけに本物を考えてしまう。しかし 年金生活者には「ほぼカニ」が良く似合う。

カネテツ

 カネテツデリカフーズ株式会社というのが現在の社名である。子供の頃は「かねてっちゃん」と言う名前で、白黒テレビで天気予報の際に「てっちゃんてっちゃんかねてっちゃん ちくわとかまぼこちょうだいな〜へいへいまいど ありがとさん」と「やん坊まあ坊」の向こうを張っていたTV黎明期2大CMソングという記憶があります。

当時の白黒TV画面のイメージは こんなのものでした。

 当時は地元の放送局が少なく、アンテナを高くして関西方面の放送局も捉まえていましたので、宣伝で出て来るカネテツのかまぼこなどは、地元の商店では見ることがありませんでした。まさに夢の食材・・それが何時しか 近所のスーパーでも見かけるブランドになりました。そして社名もカネテツデリカフーズ株式会社とハイカラになっています。昭和は遠い昔です。

投稿者

おじさん

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