先日から中国での洪水・内水氾濫などの映像が流れる。おじさん 中国は内陸性気候の為 冬季には相当冷え込むので、建物などの復旧が上手くいくかに注目している。
現在はまだ秋の気配が漂い出したと思うが、一気に冬が訪れる。昔 南京事件での写真に写る日本兵の軍装が夏用だったので 関心を持って調べた成果である。事件の起きた季節は12月であり、平均的にも5℃から0℃程度である。
これが旧満州・華北に行けば一気に0℃以下となってくる。こんな気温の下で家が浸水破損し、暮らす中国の洪水被害者などは 大変と思っている。
マスコミでは中国の国慶節と言う連休を強調し、観光客の大規模な移動を報じている。移動人口20億とも言われる人々の循環が 田舎と都会のお金の循環など経済波及効果などは大きい。日本のインバウンドにも影響するので、ニュースなどではこちらばかり報道するが・・洪水被災地などの現況は報道しない。考えてみれば 中国はスパイ防止法などを考えればその取材に現地に入るのも難しいか・・そうだよな!。
周辺状況からは 中国政府が尽力しないといけない事柄であるが・・習近平が毛沢東的であれば大躍進時代の飢餓の再発生を見込んでいる。農作物も被害を受け食料問題も「春窮」が早まる。
華北では被害を受けて約1か月 宮城県などでは仮設住宅などが建てられていた時期である。ここで政府が無理をして 復興関連の経済活動を活発にすれば、景気の振興となるが・・やはり余計なことにお金をぶっ込み過ぎて・・中央政府・地方政府に金がないのかもしれない。
中国のモデルは 不動産屋に地方政府が土地を貸し付け、銀行から金を流して一般人が不動産購入。不動産屋に金が流れ込んで、不動産屋は流れ込んだ金を地方政府に払って・・再生産と言うモデルである。現在 不動産屋に金が集まらなくなり 支払いも滞り、再生産が出来ない状況である。昨日も恒大(こうだい)グループのトップが捕まったらしいが・・・彼らに罪を背負わせての幕引きしか 共産党のメンツを守ることは出来ないようである。結果 庶民はみんなが泣き寝入りとなる。
自尊心の強い国であるから 日本から下手な義援も出来ない。昔同様「自力更生」のスローガンで頑張って頂くことを祈ります。8連休 ボランティア活動する中国人が多いことを望んでおります。豊かになり 民度も高くなってればの話ですが・・まあ 無理か。
日本なんぞに来ては「非国民」と中国国内ではそしられ、日本に来ては「ダブスタ中国」と馬鹿にされます。誇りがあれば 洪水被害地へのボランティア活動一択です。
中国の建築物
個人的意見であるが、以前道路などの建設風景を見た際に竹を鉄筋代わりにしてスラブ(平面)を打設するのを見たことがある。経験もないので 割れ防止には効くだろうが、鉄と違いどこまで耐力・耐久力があるのか分からない。建築でも同じように使用されているとすれば・・怖いと思っている。中国技術者は経年での変化・実績を知っているのであろうか? 建築基準法で制限される日本ではまず施工できない仕事である。
繰り返し力の受ける道路のマンホールさえ竹を使うのだから・・中々のことである。
そう言うこともあって現在 鬼城と呼ばれるマンションの耐久性が判らない。現状 野ざらしでは益々耐用寿命は短くなるのは必定と思っている。
こんなものに金を払うのは・・おじさんなら 拒否する。