おじさんのバイト先に 水曜日には値下げの第3弾の掲示が出るか気になっている。先々週 政府補助金が決まり、直後から安くなった仕入れで地下タンクの半分が安いものになった。先週半ばに3円ほどの値下げとなった。更に先週末には ほぼ!00%安値の在庫となるとのことで、先週も更に値下げされると思っていたが・・やはりサインポール値段が変わっていた。これで170円後半となった。今週はサインポール価格175円なると見込んでいる。
この175円/Lでひと段落と思っているが、配送距離などがあれば難しい。またスタンドのタンク在庫の管理状態もあるので、ガソリンの販売量・地域によってはもう一段待機かも知れない。
年内は政府が頑張って補助金を出して、電気代・ガソリン代など光熱費で 年金生活者であるおじさん達を助けて貰えると信じている。
最近は 政策とガソリンスタンドの在庫から、ガソリンの値上げ・値下げタイミングがわかるので、おじさん車での給油タイミングを調整して、月に100円程度を節約している。
昔の知識で商品市場に投資して・・とすれば火傷するとしか思えない。おじさん小市民らしく、今日もチマチマ生きてます。
原油国際市況
国際市況はバラバラである。補助金が無ければ年末はエライことになるとの見方をしている。若い頃は これらの数字が直結する職場であったので、一応の見方と判断をつけるところは見て覚えている。
現在経済アナリストが言うのも理解できるが、業界内での違った見方もあることを知っているのがおじさんの強みである。しかし 知識などは いささか旬を過ぎたとも思っている。
最初は アメリカの在庫がそれなりであり、サウジアラビア・ロシアが減産・輸出制限を掛けて来たので10月の渡し価格は90ドル/バーレルを軽く超えるかと思っていた。ところが先週末の80ドル/バーレル前後の迷走状態である。
具体的原油価格の影響が表れるのは年末となるが・・現在のWTI原油の先物価格も90ドル/バーレルを切って来た。買うものと言うか皆が変えなくなれば・・消費が冷え込む。2週間ほど前は100ドルが何時かと思っていたが・・流れがコロコロ変わっている。
今後の流れは中国は堕ちていくことが明確なのだが、アメリカの景気予想が難しい。アメリカの景気が悪化すれば原油価格は暴落すると予想される。つまり 米中の状況で価格が変わると見込ではいる。先週末に自動車労組の賃上げデモがニュースで取り上げられたので、トランプの蒔いたお金も底を尽き出したかと・・インフレの終焉と景気鈍化が気になる。
以前では120ドル/バーレルまで行き、アメリカなど主要国が備蓄を放出したが・・今ではその在庫も「?」マークがつくレベルである。
中国の主たる輸入先のロシアは戦費調達で頑張ると思うが、サウジアラビアは米中を見ながら調整すると思っている。IMFによればサウジアラビアの財政収支均衡原油価格は80.9ドル/バーレルなので現在はいつでも増産OKと言っても大丈夫な状態だが・・儲かる前に増産する馬鹿もいない。
OPECとOPEC―PLUSは来年末まで366万バーレル原産予定のため 話の外に置いておけばよい。現在価格が この年末11月頃から影響が出て来る。例えれば 今はお湯を入れた後 時間が経ったので、カップカレーの蓋を開けて さらさらの状態をスプーンでかき回している途中のようなものである。年末年始価格の方向性は10月後半に見えると思っている。
ここは 先日の岸田首相の10月をめどに経済対策・物価対策を策定するとの言葉を信じるしかない。現在の対策はガソリン・軽油のみであり灯油は別である。北海道では今月末から屋外タンクへの張り込みが多くなるので、急いだほうが良い。それにおじさん家(ち)は電化住宅なので基本灯油は関係ないが・・やはり心配になる。
サウジアラビアは7月から100万バレル ロシアは8月から30万バレルの減産を始めているので、このまま年内続けば原油上昇は明らかで・・正月を過ぎたあたりから・・心配である。
でも年末には中国の景気減速に加速がつくので、消費も落ちると見ている。そんな訳で プラマイで大丈夫のような気もしている。昨日は上海の貿易額が過去最高月と報道されたが・・工場ストックしてある材料・部品で製品を作った後は・・資材もなくなり作れない。金の流れが不安な中 資材購入が素直にいくとも思えない。非常に流動的であるのが見えるので、中国政府が外貨なしを一生懸命隠そうと努力しているのが見える。
ロシアにしても 原油代金を「元」で受け取ったのでは、ドルの代わりにならない。戦費を賄い、兵器などの部品輸入にはドルが欠かせない。中ロも 八方にらみな状況に変わりはない。
世の中が不安定過ぎて・・予想は「当たるも八卦当たらぬも八卦」としか出来ない。