本日昼の散歩中 真っ黒な顔をした高校生から「こんにちは」と挨拶を受けた。あれ?と思いながら よく見ると後輩の息子と思われた。同時に小学校低学年の頃 化粧鏡台から電動シェーバーで遊びで眉をそり落とし、迫力ある顔になっていたことなども思い出した。

父親に似てきたようで・・奥さん一人で大変かな?後輩どうしてるだろうなどと思い出した。

後輩と奥さんは3年程前に離婚して、現在 後輩は住宅ローンを払いながら 建築した持ち家に住んでいる。奥さんは男の子と母子家庭と言うことで、賃貸暮らしである。後輩が養育費用は払っていると聞いている。離婚はしているが元夫婦の姓は変わっていない。

春先 父親は近所に住む先輩なので顔を見かけた際、孫が公立高校の普通科に入学したと聞いたが、子供夫婦が復縁したとは聞いていない。その際 息子の勤めている会社の今後の展望はどうかなと聞かれて、船舶の建造量・寿命とメンテナンスから、息子さんの退職までは 大丈夫と思いますと伝えた。おじさん この親子とは大学・高校などで お互い先輩・後輩の関係があるので・・長い付き合いである。

後輩は結婚式前に おじさんの事務所の事務機器をフル活用して、招待状から結婚後の挨拶状などを作り結婚式を安価に挙げた。仕事に使わない紙・文具なども頼まれて購入した。大学を卒業したばかりで 金がないと言うのを口癖のように言い、夫婦で休日あるいは夜に来て作業していた。

一応ばあ様が結婚式に参加はしたが・・おじさんは 紙代からコピー代などの一切の面倒を見させられた。しかし謝礼などはなく、「ありがとうございます」と「おめでとうございます」で精算完了とした。

結婚後は1年と少しで子供が出来た・・その後5年ほどして・・後輩本人は転職したいので就職口はないか?奥さんはアルバイトしたいのだが 自宅で出来る仕事はないか?と夫婦で顔を出して頼られて、知人の会社を就職先として紹介した。

奥さんには 子供が手を離れ預けられる頃に復帰すればよいと、ノートパソコンに事務所でバージョンアップで不要になったAUTOCAD 2010、 MICROSOFT OFFICEなどをいれて勉強するように渡した。

そんなことがあったので、その後 奥さんは事務所でアシスタントしてもらうことになった。

後輩に紹介した先は造船関係の油圧機器の販売と修理の会社であった。1年程で 性格などが向いていたのか?仕事・職場に慣れ 修理のため海外出張までするようになった。

給料手取りが一気に上がり、就職2年後には余裕が出来たのか家を建てた。その頃が来ると後輩の子供も大きくなり手が掛からなくなったと、彼の奥さんが仕事すると言うことでダブルインカム状態となったのも影響していたと思う。

事務所内で奥さんは「亭主元気で留守がいい」と言いながら、逆に海外から帰ってくると食事・掃除・片付けなど全てが面倒などと言っていた。子供だけならケンタ・マックで良いのに・・と言っていた。余り料理などは得意ではなかったのかと思う。

結婚する前から知っているので・・二人がから・・子供がいれば・・に変わっているのに気付き 後輩の家もそうだよなと納得していた。勿論おじさんも同じような空気感の中で暮らした経験者である。

人間 平穏無事に暮らすのは難しい。彼の奥さんが辞めて数か月後 二人が離婚すると 後輩の親つまり先輩から聞いたが、それ以上彼らの話を聞くことはしていない。

総括としておじさんが思っているのは、女性は「子供がいれば良い」に変化するのが、経験上ほとんどと思っている。書いた後輩夫婦は一例ですが、子供より旦那がいいと聞いた経験は ありません。子供が出来なかった あるいはいない場合は違うと思います。

また家と言うのは建てるのは短期ですが、支払いなどは結構な比重で 長く家計に響きキツイと思います。少しの不足・不満が 人間関係などに悪影響を及ぼしますので、不和を引き起こした可能性もあります。今は時代がより厳しくなっていますので、住宅取得は余裕を持って臨むのが良いと思います。

正直 詳しく何が彼らを分けたのか?分かりませんが、おじさんの体験上は 生活に余裕を持たせる工夫・対策・気付きが不足していたのかとも思います。親の離婚などは 子供にとってはマイナスなことと思います。子供には責任はありません。

CM

おじさんの大好きな金鳥のゴンのCMが「亭主元気で留守がいい」発生の元である。

おじさん 「タンスにゴン」と復唱した後に「亭主・・」と映像が切り替わるシュールさに笑っていたことを思い出す。この頃は 結婚後子供が生まれ、少し落ち着いたころであり・・そうなってイクのだろうと おじさんも漠然と思っていた。

この後「24時間 戦えますか?」とCMされていた時には、東京在住で週に3日は出張していた。出張先で懇親を深めながらも・・お互いが「亭主元気で留守がいい」と合言葉にしていた。勿論 バブルの残光に照らされて・・接待交際費 使い放題・・みんなで楽しく過ごさせていただきました。

今じゃ考えられない時代です。

投稿者

おじさん

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