いたずらと言っても 子供の頃なような他人つまり自分以外にするわけではないが・・先週は中国公務員等の外国製スマホ使用禁止コメント以来 数日アップルの株価が大きく下がっていた。今までも書いてきたように、数か月前から小遣いの余ったお金をペイペイ証券に少額ずつ預けていた。ペイペイ証券では海外株・国内株をシームレスに買える。そこで「なけなしの小遣い」の半分でアップル株を購入して・・iPhone15の発表で・・美味しい思いが出来ないかとチャレンジしたが、発表直後から下がりだしたので、即売却した。
反発はないだろうと思っていたが 今朝結果を見て やっぱり!判断に間違いなかった。事前の発表で端子がUSB 色数が増えた・・など聞いてたが、内部構造・カメラなど回路等は向上したがインターフェイスに新しさがないのでは・・見限られたのだろうかと思っている。日本人にすれば、円安で発売価格だけは発売ごとに上昇する。これじゃね・・・と思ってしまった。
発表直前には株価はそれなりに回復していたのが、発表後は一気に下がっていた。まあ損をしたと言っても200円ほどである。早々に処分したが 元手が少ないところに、同時進行していた円安にも助けられた結果である。やれやれ 年寄りの冷や水とならなくて良かった。
でも・・いたずらは止められません。性格かも知れません。
それにしても iPhone15の予約打診メールが何度も届く。半年もすれば半額と悟りを得ているので、慌てることもない。替えるには・・・只今 小遣いが少な過ぎます。
普段の使いかただけなら、2万円しない中華スマホで充分なのはわかっていますが・・やっぱり型落ちiPhoneが良いと思っている老人です。
見切り
予想を立ててチャレンジすることは大事なことである。しかしそれ以上に大事なことは「見切り」である。この見切りが多くの場合 結果の成否と結びつくが、ここで必ずしないといけないことは遊べる範疇にとどめておくことである。
全てのことに 成否の確率もあり、100%はない。この世に完全無欠・鉄板などと言うことはない。したがって信用取引などのレバレッジを掛ければ、一気にやられてしまう。「いたずら」では済まなくなる。「火遊び」である。やはり 酒の肴と言うか「みんなで面白がるネタ」レベルに留めるのが一番である。
一発狙い・下心ありありなら覚悟を決めてやることが大事であり、今のおじさんの立場からすれば、無理をすることもない。子供を育てるという大役は終了して、後は人生をゆったりと歩きたいだけである。しかしながら人の常と言うか 何か楽しめることが欲しいのも本音である。
先日 銀行で顔見知りの行員と話していると、おじさんはなぜ仕事を辞めたのか問われた。おじさんはその方に「年を取って 設計で些細なミスが拡大して大きなミスになり、信用を失った方を知っているので」と答えた。「やはり注意力などでは年齢の影響が大きいので・・仕方ないことです」とさらに押し込んでおいた。
歩きながら道端・他人の庭まで覗きながら、植物観察する。植物などに関心を持たず過ごして来たもったいなさを感じ、更に家庭菜園も挑戦し出した。これも半ば「いたずら」と思えてくる。言い方を変えれば「好奇心だけの単独行動で済み、注意力が落ちていても他人に迷惑を掛けない」と言うところである。
こんなことを考えていると古文での「徒ら(いたづら)」に近いというか、「無駄」に近いニアンスで捉えることが大事じゃないかと思い出した。まあ 無駄がなければ楽しくはない。
人間 美味しいところ取りだけでは 一生を生きていけない。だが・・・
ドーナツ ドーナツホールがないと寂しい。