数日前に 中央政府機関の職員がIPHONEをはじめとする海外ブランド端末の公務使用や職場への持ち込みを中央政府が禁じたとのウォール・ストリート・ジャーナルの報道があった。
結果アップルの株価は3%超下落した。しかし現在の状況を見ると2%程度の下落で落ち着いている。アメリカの株価でのチャレンジと言うか回復力に驚く。
丁度日本株では 東京エレクトロンが一気に安くなっているので注目はしている。貧乏なので注目するだけである。
経済的には堕ちていくだけと思ってる中国でも・・色々起こすものだと感心している・・経験上 堕ちる時はそんなもんだとも思う。そんななか 彼らは怖ろしいというか?ヒットラー時代のナチドイツのようなことを言い出しているようで・・怖ろしさも倍加する。
中国の「治安管理処罰法」の改正案に「民族の精神を損なう」発言や服装、シンボルを禁止する内容が盛り込まれたらしい。法案の内容が先週公表され一般から意見を募ったところ、法学者やブロガーが今週、社説やSNS(交流サイト)で一部の条文を削除するよう求めたとのことである。中国の人民・政府にて決めることであるが・・「誰がどのような手順で『中華民族の精神』を確認するのか」との疑問などが出て来る。
ヒットラーのナチスがゲルマン民族の誇りの下 行ったことを知っていれば、看過出来ず気にかかる。法執行機関と司法がトップ(独裁者)の意向に従って人を逮捕し、有罪判決を下すという結果が多発する。弊害は際限なく広がる。
この騒動の前には7月1日に中国で反スパイ法の改正法が施行されており、これまで以上に恣意的に中国当局が外国人を拘束できてしまうことになった。企業関係者なら中国進出が大きなリスクとなって帰って来たようなものである。
先日から話題を呼んでいるテスラは 中国から厚遇で誘致され、2018年に 上海にギガファクトリーを作った。同時に部品を周辺で作らせ、周辺工場もテスラの持つ粗方の技術は 見て来たので手に入れた状態である。テスラにもチャイナリスクがやって来ると想像できる。
それまでの合弁会社設立なども免除され、税制でも優遇されていると聞く。さてこれからどうなっていくのか?台風11号でおきた深圳での洪水の中、流れるテスラを見ながら考えてしまった。あまりに早く危険な芽が出てきたことを知るが、他国の事とするしかないのが国際慣例である。
まあ 中国人の国であり 彼らが決めることである。
マスコミ
最近のマスコミと言うか記者を見ていると、ジャニーズ事務所の会見で井ノ原君の言った「忖度」を噛みしめるべきと思った。後日の中国取材でのトラブルを恐れ、最初から批判が穏便な国内政府に向ける。個人の考えがないのか?ポリシーはないのか?と言う基本に至ってしまう。
YouTubeでフリーの藤田氏のお粗末さも目立ったが、その次のMBS記者も酷い。IAEAが放出を認めたのが科学的に安全であると認めた前提が理解できていない。このことはアルプスによる多核種の除去が済み、影響はないと判定された結果である。
マスコミ関係者の小賢しさ そして「独善」「無知」「忖度」が目立つ内容と思う。
あまりにも記者が これまで出されている事柄の整理が出来ず、自身で作った仮定に邪魔されて理解していない・・馬鹿すぎ・・笑うしかない。
若い頃 某新聞社で働いてる奴と離婚した女性から、マスコミ関係者はこの種の歪んだ人間が多いと聞いていたので 相も変わらないと思ってしまった。離婚原因は 転勤時に事前単身赴任中に浮気してトラブルになったそうで・・彼女は「こいつは碌な奴じゃない」と離婚調停で感じたそうである。
この種の記者会見を是非ともYouTubeなどにて取り上げることが、政治そしてマスコミのチェックとなると思う。今まで「ペンと剣」の話からマスコミを半ば信用して、放置し過ぎたと思います。