孫が花火大会で振っていたスティックライトが壊れたようで・・置いて帰ったので「おもちゃ修理」となる。昨日は台風通過中でもあり、家庭菜園などの用事もなく時間もあった。
先ずは 状態をチェックする。棒状部分と先端のハート形の接着部分がダメになっている。これは完全に取り外し2つに分けないといけない。どうも木工用の接着剤を使ったらしく、接着面が変なので水洗いすると白濁する。やっぱりね!
先ずは変に付いているところをカッターナイフで切り落とす。次は木工用接着剤を水で濡らしながら取り除く。孫がトライしたのか・・木工用接着剤ではダメである。
材質が軟質のポリプロピレンパイプと硬質の塩ビ型抜き製品の組み合わせらしいと分かる。これだと市販の接着剤で突き合わせて接着するには強度の高い接着剤が必要となる・・ハート形の穴を大きくしてパイプを入れて隅肉接着すれば大丈夫と思った。全体長さが5mm程度短くなるだけである。パイプも幾らか細くしてテーパーにしておけば良い。
方針が決まったので 模型用のルーターなどを引っ張り出してくる。ハート形も中央で貼りあわされているのでドリルの歯なので穴を大きくしようとすれば、ハート形が割れてしまう。
夜店で千円程度の品物。付属バッテリー限りで光らせて遊んで終わりだから、それなりの作り方である。電池が無くなりでもしたら・・握り手部分の分解が必要となる。電池は今のところ健在なようなので・・今回は破損部分を直して置けば良いだけである。電池変えるには手元の接着剤でくっ付いた部分を上手く割らないといけない。そうなると大変である。
光で透かせて見ると 電池は配線を直接ボタン電池に半田付けした代物のようなので・・往年のラジコン飛行機でしばしばやっていたことを思い出す。新しいところでは台湾製のノートパソコンを分解した時、BIOS電源がボタン電池に直半田付けされたのも見たこともある。パスワードロック解除の為 半田を一度はがし再度付けた。ミニノートパソコンを1000円ジャンクから再生した遊びで体験した。
話が他に行きそうなので・・・予定していた加工をすませば 組み立てて100円ショップのゼリー状瞬間接着剤でちょいと接着すれば完了である。動作確認も問題なし。修理費用は接着剤の110円 これで孫が喜ぶなら・・ということである。
さて 孫が次に帰って来るまで・・床の間の片隅に置いて保管である。